キャスト一人ひとりの魅力に向き合う、高いプロデュース力

公開日:
関内人妻城/小野

プロフィール

小野

関内人妻城/モアグループ

小野社長/39歳)

山形県出身。風俗系の広告代理店の営業マンとして7年勤務した後、知人からの紹介でモアグループに入る。12年間で数々の店舗の立ち上げに携わり、昨年より『関内人妻城』の社長に就任した。非常に頼りがいのある風貌だが、素顔は休みの日に子どもと一緒に遊ぶことを楽しみにしているマイホームパパ。

このインタビューのポイント!

  • エリア統括の立場から『関内人妻城』の経営現場へ
  • 兼業だけでなく、同業他店のかけもちもOK!
  • キャストの魅力をより伝えるために自らが写真撮影

関内人妻城』は、首都圏を中心に続々と展開し続けている大手デリヘルグループ『モアグループ』の系列店だ。首都圏有数の圧倒的な集客を誇る同グループにあって、その利点を十分に活用した上で、働きやすく稼ぎやすい独自の店づくりを実行している。

今回は、キャストがしっかり稼げるよう、彼女たちのプロデュースに日々尽力する『関内人妻城』社長の小野さんにお店の魅力を語ってもらった。

エリア統括の立場から『関内人妻城』の経営現場へ

――小野さんは、モアグループで仕事をするようになってもう12年だそうですね。それ以前はどんなお仕事をされていたのですか?

風俗系の広告代理店で営業マンをしていました。大学を中退してアルバイトをしながら生活していた時に、たまたま一般の求人サイトでその会社を見つけたんです。そこで7年ほど働いてから、独立してしばらく風俗店をやっていたのですがあまり上手くいかず。悩んでいる時に先輩に誘われる形で今のグループに入りました。

――ということは、風俗業界で働くという意味では、もう20年以上のベテランなわけですね。

そうなりますね。気が付いたらだいぶ年数が経っていましたが、特にモアグループで働くようになった12年の間では、本当にいろいろな店に関わらせていただきました。

――宜しければ、その店歴を少し教えていただけますか?

まず、最初は渋谷の店舗で1年ほどスタッフとして働きまして。その後は川崎で店長になり、翌年には新横浜と町田に店をオープンさせました。その後、東京と神奈川の統括本部長としてエリア全体を見る立ち位置になり、そこでも色んな店の立ち上げに関わりました。

――『関内人妻城』にも、立ち上げからいらっしゃったのですか?

いえ。ここは売上が伸び悩んでいた状態が続いていたのですが、自分的に伸びしろを感じていて、自信もあったので就任しました。お陰様で、就任2か月目から前年比率150%の売上を達成することが出来ました。

――エリア統括の立場から、店舗経営の方に戻ってきた形になるのですね。

そうですね。統括になってからは、しばらくの間現場を離れていましたが、改めてこの仕事が楽しいと思えていますよ。自分が尽力したことに対して、お客様からもキャストからもリアクションがすぐに返ってくることがとてもやりがいに繋がっています。

兼業だけでなく、同業他店のかけもちもOK!

――こちらのお店は、シフトについては完全自由出勤とお聞きしましたが。

そうです。週に〇日以上とか、1日〇時間以上とか、制限はまったくありません。出たい日数、出たい時間だけ出勤していただいて大丈夫です。たまに「〇日に仕事来れませんか?」という打診をすることもありますが、これも強制ではないので無理なら断ってもらっていいです。またキャストのあらゆる事情を加味した上で、待機所も集団と個室両方を完備しています。さらに、外での待機や近所に住んでいるなら自宅待機も可能です。

――そういう環境なら、昼職をされている兼業の方も働きやすそうですよね。

短時間でも全く問題ありません。最近だと、同業かけもちのキャストも増えていますね。他店で働きながら、うちにも在籍しているというタイプの。

――えっ?! それ、OKなのですか?

うちとしては、それぞれの店の利益に反することがなければ、1日のシフトを他店と半々に組んだりすることも構いませんよ。〇時から〇時はうちで、〇時からは他の店、みたいな感じで。キャストの生活のことを考えると、そういう働き方の選択もアリだと私は考えているんですよね。

――では、このお店の給与の目安について教えてください。

1日6時間待機した場合で、3万円くらいだと考えてもらえれば。ただ、2万円の給与保証もあるので稼ぎは安定していると思います。

――稼げているキャストはどれくらい貰えているのでしょうか?

月の金額で100万円くらいでしょうか。でも、決して出勤数が多い方ではないんですよ。1ヵ月で15日出てくる程度です。見た目も素人っぽくてそんなに華やかなタイプではありません。ただ、ホスピタリティのある接客をするキャストですね。プライベートの延長のような雰囲気づくりが上手いとお客様から評判になっています。

――お客様はどういった人が多いですか?

40~50代がメインですね。うちの事務所は繁華街にあるので、ふらっと立ち寄るというよりは、ハッキリと「デリヘルに行く」という目的を持って来られる方が多いように思います。また、モアグループの会員になっている方がほとんどですね。グループとしての集客の良さは強みでもありますが、新規で来られる方への宣伝も欠かしません。私が社長になってから、広告予算を大きくかけるようになりましたが、それが立て直しを計れた要因のひとつだと思っています。

――出稼ぎのキャストも受け入れられているとか?

はい。寮を完備しているので、1日3000円で利用できます。ワンルームタイプもありますが、少し割安で相部屋の用意も可能です。出勤7日以上で交通費を半額負担しているので、遠方から来られる方も多いです。また、最近では都内や神奈川など近隣エリアからわざわざ出稼ぎに来て、10日間くらい集中的に出勤してまとめて稼ぐというキャストも増えてきました。こうやって、キャストが自分のライフスタイルに合わせて色んな働き方をしているのも、うちの店の特長ではないかと思います。

キャストの魅力をより伝えるために自らが写真撮影

――『関内人妻城』で働くキャストの特長について教えてもらえますか?

20~50代と、年齢層がかなり幅広いことでしょうか。一番多いのは30~40代ではありますが、同グループのほかの店舗に比べると若い方が比較的多めです。

――採用基準はありますか? 面接の際の注意点などあれば聞かせてください。

はっきり言えることとしては、容姿は採用基準には含まれていません。基本的には”やる気”を重視しています。私が面接をする時には、一人ひとりをどの様に売り出していくかに注目して採用しているんです。その人の魅力がどこにあるのか、しっかり捉えるように努めています。

――なんだか、プロデューサーみたいな視点で面接されていますね(笑)。

そう、まさにプロデュースをしている感覚があるんですよ。実は、キャストの写真撮影も私が自分で行っています。面接をした人間が撮った方が、より魅力を伝えやすいと思っているので。ホームページに載せる紹介文も書いてくれるスタッフに、面接で聞いた話を元に細かく指示をしていますよ。

――すごい。キャストそれぞれの個性をきちんと把握した上で、お客様にアピールしているわけですね。

せっかくうちの店まで稼ぎに来てくれているんだし、キャストにはきちんと向き合ってあげたいんです。だからこそ、キャストの魅力を伝える上で特に重要な写真撮影については、クオリティ向上のためにも日々勉強です。たまに外部のカメラマンを使った撮影をするのですが、その際には照明やポージングなどをしっかり学ばせてもらって、後々に生かしていますよ。

――小野さんの強いこだわりと熱意が伝わってきます。それでは、キャストと接する上で心掛けていることはありますか?

自分も含めてですが、スタッフ全員が「怒らない」ことを意識していますね。当日欠勤に早退、予約飛ばしがあったとしても、絶対に感情だけでキャストに接したりはしません仕事をしている人間同士として話をする、それがスタッフからキャストにできる最も誠実な対応ではないかと考えています。

――キャストをいち社会人として尊重していることがよくわかります。キャストをとても大事に思っているからこその対応ですよね。

そのお陰か、うちの店はキャストの定着率がとても高いですね。普段からキャストにも「遠慮せずにいろんなことを聞いて欲しい」「思ったことをどんどん言って欲しい」と伝えているんですよ。希望の金額を稼ぐために、いったい何が必要なのか。我々スタッフもキャストと一緒に考えていければと思います。

  • 取材・文=もちづき千代子(@kyan__tama

関内 デリヘルのお店

小野さんが所属する
「関内人妻城」であなたも働きませんか?

このまま応募する

編集部おすすめのMyStory

働くエリア

働く業態

入店前の風俗経験

給料(月額)

働き方

働く理由