女性スタッフ率40％！同性同士ならではの圧倒的な理解とサポートでキャストを支える

『アストラッチャ大宮』は、創業15年と歴史が長く、働きやすさ満点と評判高いデリヘル。何しろグループ全4店舗の店長が女性で、スタッフも女性率が40％。女同士だからこそ分かり合える悩みや相談事にもしっかり対応できるため、安心安全が保障されている。

子持ちキャストに対する親身なサポートだけでなく、他店にはないキャストがお客様を評価する制度を導入しており、キャストの働きやすさを重要としていて働く側も安心なお店だ。今回は大宮店の店長である加藤さんに話を伺い、店独自の圧倒的なサポートについて詳しく話を聞いた。

女性ならではの目線でのトータルプロデュース

――加藤さんはシングルマザーだそうですね。

はい。子どもは2人いて、今は小学校2年生と保育園の年長さんです。6年前に離婚をして、それ以来女手ひとつで育てています。

――『アストラッチャ大宮』で働き始めてどれくらい経ちますか？

2年半くらいになります。以前は弁当屋の配達をしていたのですが、収入がかなり厳しくて転職をずっと考えていました。でも私は若くして結婚を決めてしまったので学歴が無く、子どもも小さかったので選べる仕事の幅がとても狭かったんです。そんな中で、求人サイトを見ていた時に、風俗店の店員という道があることを知りました。

――数多くの風俗店がある中、このお店で働くことにしたのは何が決め手だったのですか？

私は風俗店というのは、完全に怖いおじさんが経営しているものだと思っていたんです。でも、この店の求人ページには女性がたくさん映っていて安心感をおぼえました。特にシングルマザーのスタッフもいると書いてあって、子どもが病気の時には便宜を図ってくれるという点が良かったです。そして、「女性店長」というフレーズや実際にスタッフの4割が女性というところにも惹かれましたね。

――スタッフが女性であることで得られるプラスの要素ってどこだと思いますか？

女の子が面接に来る時に私の姿を見ると、明らかにホッとした顔をするんですよ。特に業界未経験で応募してきた場合だと、よく「こんなに親身になって話を聞いてくれるなんて思わなかった」と言われます。女同士だからということで、気軽に本音や悩みを打ち明けてもらえるのは、大きな利点だと思います。

――どういった相談を持ち掛けられることが多いのですか？

仕事のことからプライベートのことまで、本当にさまざまです。意外と多いのが、化粧や服装に関する相談ですね。「どういうものがお客様に好まれるのか」といった相談だけでなく「何を使っていいのかがわからない」など、根本的なところから教えることもあります（笑）。

――メイクをいちから教えることもあるなんて。それこそ、女性同士ならではのコミュニケーションですね。

もともと私自身がメイクや髪をいじることが大好きだったので、アドバイスはできるんです。業務の中には写真撮影や加工も含まれているので、稼げるようにトータルプロデュースしてあげられると思うとやりがいがありますね。

「自分を気にかけてくれている」という安心感

――先ほど「子どもが病気の時には便宜を図ってくれる」というお話がありましたよね。これはキャストさんたちにも言えることなのでしょうか？

はい。キャストにも子どもがいる方が多いんです。
8時間3,000円という格安の託児所もありますし、早退や直前の休みについても対応できます。ただ、最近はアプリを使って事前にお客様の予約が確認できるようなシステムに切り替えたせいか、自分なりにスケジュールをやりくりして当欠しないよう頑張る子が増えてきましたね。

――キャストさん各々がアプリでスケジュール管理をしているのですか。今の時代にマッチしたやり方ですね。

LINEも大いに活用していますよ。女の子1人とスタッフ数名のグループを作っているのですが、各女の子の要望や相談などのラインが来たらスグに返信するので「自分のことをちゃんと気にかけてくれている」と、安心できるみたいですね。

――それは良いですね。キャストさんからしても、お店がしっかり向き合ってくれていると実感できると思います。

ほかのデリヘル店のスタッフさんにこの話をしたら「うちもやろうかな」って絶賛されました。LINE以外でも、移動中に関しては女の子が話をしたい時は、しっかり聞いてストレスを解消し、疲れている時は休憩していただく配慮を常にしています。よくスタッフと女の子達で飲みに行ったりしますし、フレンドリーでありつつ仕事をする上での良い関係も築けていると思います。

――精神的なサポートもあるので、頑張れそうですよね。待機所はどの様な環境なのですか？

個室待機と集団待機、両方完備しています。その日の気分でどちらに行っても構わないです。みんな大体「今日は眠いから個室にする」くらいの感覚で決めているみたいですね。雰囲気としては凄くアットホームで、新人さんもスグに打ち解けられるみたいです。

――お客様についてはいかがでしょう。どういった方が遊びに来られているのですか？

お客様は埼玉近隣の地元の方が多いですね。年齢は40代が中心です。うちは常連の割合が98％なので、安心して接客することができますし、指名も取りやすい環境ですよ。また、女の子には常にお客様に対するアンケートを実施していて、問題がありそうな人はスグに注意し、改善がなければ即出禁にします！

――お客様にキャストさんに関するアンケートをする店はよく聞きますが、逆があるとは驚きですね。

常連客が中心だからこそ、するべきことかな、と。女の子たちには、決して嫌な思いをさせたくないんですよ。信用度の高いお客様とお付き合いすることで、店全体の信頼関係を強めることができると考えています。

この店はキャスト・スタッフを含めた大きなファミリー

――この店にはほかにも、大きな特長があると聞いているのですが。

実はスタッフやキャストの子どもたちのために、社長が無償で塾を開いているんですよ。幼稚園の年長さんから中学校3年生くらいまで預かっています。我が家の子どもたちも週に1～2回、社長の自宅に伺っていまして。本当に先生として、しっかりと勉強を教えていただいています。

――それは凄いですね！　社長が自ら塾長になるなんて、そんな風俗店は聞いたことがないです（笑）。

私はそんな社長の人柄に惹かれてこの店に就職したと言っても過言ではないかもしれません。何しろ、ホームページに顔出し・本名・学歴まですべて掲載しているくらい正直な人なんです。「嘘のない会社なんだな」と思って入ってみたら、それ以上の手厚さでしたね（笑）。

――いったい、どういった経緯で社長さんは塾を開くことになったのですか？

もともと社長は塾の講師をしていて、この仕事を始めた時から風俗業界で働く人たちにシングルマザーや貧困家庭が多いことが気になっていたそうなんです。我が家も含め、そうした家庭は子どもたちに勉強をさせてあげたいけれど、金銭的な余裕はなくて。社長は子どもたちの勉強への意識を高めて、将来的に貧困が連鎖するのを防ぎたいと考えているようです。

――いくらそんな気持ちがあっても、すべて無償でなんてなかなか出来ることではないですよ。

勉強が終わった後は、よく子供たちを食事に連れて行ってくれます。この夏は泊まりでバーベキューの予定もあったのですが、あいにく台風で中止になっちゃって。結局、社長の家でお泊り会に変更となりましたが、子供たちは非常に楽しかったと喜んでいました。もはやアットホームを越えたアットホームというか。

普段は預かっていない子も、年末で託児所が閉まっている時などは自宅で預かってくれるんですよ。しかも社長の奥さんは春日部店店長であり元看護師さんなので、とても安心して預けることができます。

自宅に招いたり、寮で待機をさせたりもしています。だから、忘年会には子どもが20人以上集まっちゃいます。

――キャストさんの家族を含めて「ファミリー」といった感じですね。

そうかもしれない（笑）。でも、頼れる場所があるからこそ、私も安心して働いていられますし、これは女の子たちも同じだと思います。もちろん独身のキャストにだって、困った時は必ず手を差し伸べてくれます。一緒に働いている誰に対しても愛情があるお店なんです。

――将来的には、加藤さんも社長のように頼られる存在になりたいと思いますか？

さすがにあそこまでは難しいかもしれませんが（笑）。それでも、女の子の悩み相談や指導に対して、自分なりの言葉で的確にかえすことができるよう、努力していきたいと思います。いつも、どんな時も、キャストの心に寄り添える店長でありたいですね。