プロフィール
今賀はる
静岡県出身。大学～大学院まで進みお茶の研究に精を出す。東京で就職先を探していたため、企業説明会や面接のたびに上京。交通費捻出のために鶯谷のSMクラブで働き始める。一般企業を退職したのち、様々な風俗業態でのアルバイトを経験。2016年に始めた「手コキ研究会」のイベント主催をきっかけに、一気に知名度もアップ。風俗関係のイベントのゲストとして、また性感染症関連の学会などにも出席し、活動の場を広げる。2020年、手コキ専門店として同店がオープン。趣味で始めたポールダンスも上達し、ショーにも出演するほどの腕前に。現在は保護猫と暮らしている。
このインタビューのポイント！
- 手コキといえば今賀はるさん。彼女の手掛けるお店は楽しさがいっぱい！
- 客単価・バック率の良さで、オナクラ店とは思えない収入が可能！
- 学生さんやOLさん、業界の兼業大歓迎！掛け持ちOKで気軽に働ける
就活の資金稼ぎのために始めた風俗。デビューは鶯谷のSMクラブ
――風俗業界ではかなり有名な今賀さんですが、経歴を知っている人は少ないかもしれませんね。たしか大学院まで卒業しているのですよね。
静岡出身で、大学時代は管理栄養士の資格を取得。大学院に進み、お茶（カテキン）の研究をしていました（笑）
――さすが静岡ですね（笑）。そんな才女が、風俗のお仕事を始めたきっかけは何だったのですか？
東京で就職するために、就活で何度も上京することになり、新幹線代を稼ぐためです。地元じゃなくて、なぜか鶯谷のSMクラブ（笑）
――え？SMクラブ？上京の際に働いていたんですか？
そうなんですよ。手っ取り早く稼ぐには風俗だと思ったんですが、業種もよくわからなくて。「SMならイメージがつくし、経験も少なく技術がない自分でも、受け身のM女なら大丈夫だろう」って。何も知らないからこそ、思い切りよく応募できたんでしょうね（笑）
――未経験の学生がいきなりＳＭクラブというのもすごい！ハードじゃなかったですか？
できないものはNGにしていたので大丈夫でした。ゆるーいお店だったので、出勤も就活で上京した時だけ。その後、東京の食品系の会社に就職したのですが、管理栄養士として独立を考えはじめ、入社して10か月で退職しちゃったんです。
――せっかく取得した資格ですものね。で、それを活かす道へ？
それが、スカウトに乗っかってしまいまして。ソープやヘルス、AV出演もやっていました（笑）。朝から川崎のソープで働き、夕方からヘルスに出勤というハードな日々を過ごしていましたね。
――管理栄養士とは、完全に進む道がずれましたね（笑）。イベントの『手コキ研究会』を主催されるようになったきかっけは？
著書も出している、あの水嶋かおりんさんが「手コキ講座」を定期的に開催されていたのですが、多忙を極め、継続が難しくなったそうなんです。そこで私に話がきて、2016年に「手コキ研究会」と名を変えて開催するようになりました。
単なる手コキじゃない！手コキ48手と密着接客でお客様も大満足！
――「手コキ研究会」は、だいぶ前に私もお邪魔したことがありますが、いろいろな方が気軽に訪れていますし、和気あいあいとして楽しいですよね。
そうなんです。月に一度、新宿で開催しています。風俗嬢の女の子も多いので、興味があれば、ぜひ気軽に遊びに来ていただきたいですね。
――今回取材をさせていただいている『手コキ研究会 五反田』は、やはりイベントから派生したお店なのでしょうか？
元々は、新しいスタイルの風俗店を作りたいなと思って。私は経営のノウハウはないので、風俗店の経営に長けた方を紹介していただき、あれこれ検討。その結果、「手コキ研究会で行こう！」と、2020年9月にこのお店が誕生しました。
――オナクラ店なのは分かるのですが、他のお店との違いを教えてください。
普通のオナクラって、「抜くこと」がメインですよね。言い方は悪いかもしれませんが、誰でもできる超ソフトな仕事。手コキに関しては、特に講習もないのが一般的ですが、うちのお店は、「手コキ48手」という技が基本になっていて、しっかり講習も行います。
――ただ抜くだけではなく、技術が伴うわけですね。
技術の習得度によって、初級、中級、上級とランクがあがっていきます。まず15手を覚えることからスタート。技術自体は難しくないので、手コキのバリエーションをたくさん覚えられると楽しんで取り組んでほしいですね。お客様も気持ちが良くて、一緒に楽しめる。そして、手コキでも密着を大事にするお店です。
――確かに他のオナクラ店とは全く違いますね。
コンセプトは「あなたのおちんちんに運命の出会いを提供」。単純だと思われていた手コキを、握り方、触り方、接客の仕方で、驚かせたいですね。
目指すはオナクラの高級店！ヘルス並みの収入も夢じゃない
――「手コキ48手」は、しみけんさんとのYouTube動画で拝見しました。男性は興味持つでしょうね！
しみけんさんは男性のファンも多く、動画の影響で、かなり新規のお客様も増えたんですよ。もっともっと女の子たちへの知名度もあげて、お店を盛り上げていきたいですね。
――在籍女性の年齢層は、どれくらいですか？
20代前半から半ばの子が中心です。実年齢より見た目年齢を重視するので、20代後半～30歳くらいでも全然OKです。私も実際にプレイヤーですが33歳ですし（笑）。学生さんからOLさん、他の風俗店との掛け持ちで働く方もいらっしゃいます。うちは掛け持ちOKなので気軽に来てもらえたら！
――オナクラって学生さんが多いイメージですが、技術も伴うし、接客力も大事にしているとなるので、年齢層も幅広いのですね。
その通りです。基本マナーやコンセプトを理解してくれるのであれば、どんなスタイルでも大丈夫です。素人っぽい感じの子から、M性感寄りの、責め好きな女性まで、キャラクターもいろいろなんですよ。皆さん共通しているのは「男性が感じる姿を見るのが好き」なところですかね（笑）
――プレイ料金を見て驚いたのですが、オナクラにしては結構高めですよね？
新人デビュー後の初級クラスで、お客様の支払いは60分1万4300円。オプションを入れると2万円を超えることも多々あります。
女の子へのバックは60％。オプション全くなしでも60分のバックは7200円、70分1万5400円、80分1万7600円。もちろん中級になればもっと金額は上がります。だから、ヘルス並みに稼ぐことも可能なんですよ。
――プレイ時間は30分からありますが、実際はロングコースが多いのでしょうか？
すぐ抜く、というプレイスタイルではないため、30分じゃ全然足りないんですよ。最初は緊張されるお客様が多いので、アイスブレイクの意味で「手コキ体操」から始めます（笑）。リピートされるお客様は、次回以降、60分以上で入るケースが多くなりますね。
――オプションではもちろん粘膜接触なしですよね。
はい。一切ないです。「女性への乳もみ」というものがありますが、これも服の上から。ちなみに制服は、手コキ研究会のTシャツと黄色の短パンです（笑）
――健康的！（笑）最後に、今賀さんは『手コキ研究会』をどんなお店に育てていきたいか教えてください。
「稼ぎたいならハードな仕事じゃないと無理」と思われがちです。でも「ソフトだからこそ、しっかりやる」ことで、稼ぐことはできるんです。
うちは、楽しさを追求しながらも、技術や質など、中身は高級オナクラ店。コロナも収束に向かい、今後は私も出張イベントやメディアでどんどんお店の告知をしていきます。
雰囲気も良く、プレイも楽めるお店なので、一緒に楽しく働きましょう！
編集後記
みやねぇ
@mikke_story_myn新宿で月に一度開催されている『手コキ研究会』は、以前から知る人ぞ知る息の長いイベント。知名度も高く、業界内外で注目されていました。そのイベントから派生したオナクラ店が、ここ『手コキ研究会 五反田店』。手コキって、風俗の中では最もソフトなサービスだし、誰でもできるプレイだと思われがちですよね。でも、そんな軽く見られがちな手コキを愛情たっぷりに提供するのが、このお店のモットー。“あなたのおちんちんに運命の出会いを提供”というコンセプトのもと、女の子たちは「手コキの48手」を習得し、楽しく、甘い接客でお客様をトリコにしているのです。特筆すべきはプレイ料金。通常のオナクラは「抜くだけ」のイメージですが、ここは技術+ワンランク上の接客を堪能していただけるため、オナクラとは思えない高額の設定。しみけんさんとのコラボ動画での知名度も一気にアップ！どんな手コキを楽しめるのかと、お客様の来店も急増中なのだとか。かけもちOKのお店なので、まずは気軽に問い合わせてみてくださいね！いきなり面接が不安という方は、イベントの『手コキ研究会』に足を運んでみるのもおススメですよ！
- 取材・文＝みやねぇ（@mikke_story_myn）
