現状に甘えず、過信を捨てる。夢は、日本一のM性感のお店を作ること！

“すーちゃん”の経歴、オープン前のインタビューは「みっけStory」に掲載されています。併せてご覧ください。
>>全ての人たちに『優しいM性感』を｜店舗プロデューサー・プレイヤーすず
「前編」「後編」

情報収集、集客、連絡。SNSを駆使するのが「やさM」流

――風俗嬢としての実績と人気。そしてYouTuberやインフルエンサーとしても抜群の知名度を誇るすーちゃん。求人みっけで「店舗スタッフ」として登場する日が来るとは！まだまだオープンしたてで忙しいでしょうね。

おかげさまで、オープンして約2ヶ月になりますが、忙しくさせていただいています。今後、私がプレイヤーとして働くのは、他の女の子との3Pコースだけにしていこうかと思っています。3Ｐで入れば女の子のこともよくわかるし。

――それはファンが泣いてしまいそうですが、裏方に徹していく流れなのですか？

プレイヤーをやってしまうと、やるべきこと、やりたいことも満足にできなくなってしまいそうで。私のお客様は紳士で優しい方ばかりなので、自信を持って在籍の女の子に紹介できますし、逆もしかり。私が採用した女の子たちはいい子しかいないので。きっとファンの方は私のやりたいことを応援してくれると思っています。

――オープン前も大変そうでしたが、オープン後の今は、例えばどんなことをされているのですか？

まずは面接、講習。女の子のプロフィール作成、店長コメント、求人や集客に向けた媒体の作り込み。料金の改変や、今後のキャンペーンも考えているところです。もちろん女の子からの相談に乗ったり、アドバイスも行います。

――それは大変！かなり深いところまで行っているのですね。特に注力している業務は何でしょう？

例えば指名を左右する、女の子のプロフィール。これは事前にどんな内容を求めているのかTwitterでアンケートをとったんです。特にうちのお店は、顔出しができる子がいないので、プロフィールだけでどんな子なのかわかりやすくすることが大事。男性の意見をしっかり組み込んだ作りにしました。

――フォロワーの数も1万4千人ですものね。うまくSNSを利用できているわけですね。

SNSといえば、返事が不要なお店からの連絡事項は、専用のTwitterのアカウント（鍵垢）で発信しているんです。

――他のお店での連絡手段はLINEが多そうですが、なぜTwitterを？

単なる連絡事項に対しても、うちの女の子たち、みんないい子だから「返信不要」って書いてるのに丁寧に返信してくれちゃうんですよ（笑）。私は大事なプライベートな時間まで入り込むのは申し訳ないと思っているので、レスしなくてもいいようなTwitterを使っているんです。

――「告知」をするというイメージですかね？

はい。まさにその通りです。告知に対して、その都度レスが入ると過去の発信に戻るのも大変ですし。気軽に見れて、さかのぼるのも早い。例えば講習のお知らせを告知した時、みんなが参加するのに、たまたま都合が悪い子は「参加できません」って書きにくいですよね。だったら告知を見て「自分が出たい」と思った時に、個別にLINEで連絡してもらうようにしています。

――なるほど。すごく些細なことだけど、この点に気づく人ってなかなかいないと思います。ストレスだと思うようなものを自然に排除している感じですね。

それもありますし、集客のために写メ日やTwitterの更新も頑張ってもらっているので、SNSを閲覧する習慣もつきます。ちなみに私は今まで全く写メ日記を書いていなかったんです。でも、最近は人に言う以上、自分がやらないと、と思って頑張って書いています（笑）

今までのイメージを覆す「心で繋がるM性感」

――こんなことを聞くのも何なのですが、オープンしたばかりのお店、しかもすーちゃんの知名度が高いだけに、他のキャストさんは接客につけているのでしょうか？

最初はもちろん私のお客様が中心ではありましたが、すぐに他の女の子も埋まるようになったんです。かなり媒体に力を入れたおかげで、私のことを知らない方も来店されていたんですよ。

――すーちゃんを知らず媒体だけでお店を選んだ方って、何が決め手だったんですかね？

接客した女の子からは、お客様が「お店のコンセプトに共感した」って聞いています。今までのM性感とは違うと思っていただけているようです。

――コンセプト＝店名に込められた3つの優しさですね。

はい。以前みっけStoryでもお話ししましたが、『優しいM性感』の「優しい」には、3つの意味が込められています。「お客様のニーズに柔軟に対応する」というやさしさ。女の子にとって働きやすい、居心地の良い「優しいお店」であること。そして心と心がつながり「気持ちが優しくなれるお店」であること。

――実際にお客様にしっかりとそのコンセプトが伝わり、来店してもらえるって嬉しいですね。

本当に嬉しいです。今までのM性感って、色でいうと黒！赤！金！みたいな感じだったし、とにかく痴女系や淫乱系のエロを全面に出すお店が多かったですよね。私も実際「痴女」と言われるのに抵抗もあったんです。従来のイメージが定着してしまっていたので、軽くトライしてみたいお客様には敷居が高かっただろうな、と。

――確かに女性が責めるし、「前立腺」や「ドライオーガズム」といった開発的なプレイもあるのでどうしても広告やお店のHPもエロの要素を押しがちになっていると思います。

女性が責めるプレイであっても、もっと心でつながるようなM性感のお店にしたかったんですよね。まさに店名のまま。「優しいM性感」が理想とするスタイルです。

――コンセプトに共感されて来店したお客様のリピート率はいかがですか？

全くのご新規様で、多い方はひと月に3回来店してくれました！本来、M性感って本指名を返すまでに時間がかかる業態なんです。粘膜接触がない分、技術が必須という点で、なかなか距離が縮まりにくいというのが理由です。にも拘わらずお客様が返っているのは、やはり女の子たちが、心がつながる接客をしてくれているからだな、って思いますね。

私はあくまでも、みんなが活躍する場を作ったきっかけに過ぎない

――お店の女の子たちの年齢層を教えてください。

21歳～29歳。今のところ全員が20代で、皆さん別にお仕事をお持ちの方です。お店のコンセプトや雰囲気に合っていて、見た目年齢が若ければ30代でももちろん採用させていただきます。

――以前インタビューでお聞かせいただきましたが、採用基準が厳しめなのは変わらずですか？

そうですね。ここは絶対ブレてはいけないと思っているので。いいお店を作るにはやっぱり人じゃないですか。ルックスだけで判断したり、仕事に対しての意識が低い子を入れたら、お店全体の質が落ちますから。

――意識の低さって、どんなところに現れますか？

例えば、お客様の悪口。もちろんルールを守らないお客様はこちらで対処しますが、ルックスやルール内でのプレイに対し、気に入らないからと悪口を言うのはよくありません。「お客」という呼び方をしていたら「お客様でしょ」と注意を徹底します。

――明確なコンセプトもわかりやすいですが、「質」の部分もオープン前から徹底してますよね。講習もかなりしっかり行っているようで。

M性感は技術が必須なのですが、経験者の中には、自分の技術を過信している方がいらっしゃいます。「出来ている」と思っても、実際できていなかったり、別のアプローチ方法もあったり。私も含めて、在籍キャスト全員が、お客様からお金をいただく以上、常に学び続けることが大切だと考えています。

――さすが実績を積んでトップ嬢になっただけあって、言葉に重みがありますね。在籍のキャストさんは、多い方だとどれくらい稼げていますか？

すでに、多い子だと1日8～9万円くらい稼げています。

――オープン間もないのにすごいですね！詳細を教えていただけますか？

うちはバックがいいんですよ。例えば60分でお客様支払い1万6000円のうち、バックは9000円。プラス本指名料2000円と、ほとんどつけていただくオールヌードのオプション3300円はフルバック。通常90分のコースが人気なのですが、90分コース2本にオールヌードのオプション、本指名料を加えると、3万5600円になります。

――具体的にありがとうございます。看板のすーちゃんがいるなかで、他の女の子も自信につながりますね。

今は顔出し出来る子がいないので私がパネルになっていますが、顔出しができる子が人気キャストに成長したら、すぐに替えるつもりです。一般的に女性店長やプロデューサーの店って、在籍紹介の並びもトップにその方を持ってくるケースが多いのですが、うちは私のプロフィールを一番下に配置しています。私はあくまでも、他の子たちが活躍できる場、そのきっかけを用意しただけなので。

――そういうところも、女の子の信頼を得る秘訣でしょうね。今後、直近ではどんな展開を考えていますか？

この先の繁忙期に向けて、キャンペーンを打ち、広告費もかけ、集客の拡大を大々的に行っていきます。一度YouTubeは止めたのですが、ファンの方からまた再開してほしいという要望もあったので、お店の告知として新たにチャンネルを作りました。YouTubeを育てることで集客だけでなく求人の効果もあるので、こちらも並行して力を入れて行こうと思います。

――パネルでしか見れない女の子たちも、顔を隠しながらですが登場しますよね。実際に動いている姿を見れば雰囲気もわかるから指名しやすいし。

みんながやってる集客方法やお店づくりでは、勝ち残っていけません。夢は日本一のＭ性感店を作ること。うちのお店はスタッフも女の子も、人として気持ちがいいんです。お小遣い稼ぎのバイトであっても、頑張りが結果につながるお店なので、やりがいも十分です。共感していただけたら、ぜひ応募していただきたいですね。