プロフィール
西船人妻花壇/モアグループ
Y
飛行機整備の専門学校を卒業し、大手航空会社の関連企業に就職。その後友人の紹介で不動産会社へ。リフォーム会社を経て、映画館でのアルバイト先で現在の奥様と出会い結婚。仕事より家族がいちばん大事と語る二児のパパ。
このインタビューのポイント!
- 子どもができ、とにかく早く稼げる仕事に就きたかった
- 営業部は、キャストを徹底的にサポートする特殊部隊!
- どんな女性でも稼がせるのが我々の使命
在籍キャストの数はなんと150名。ここ『西船人妻花壇』は、人妻デリヘルの大手『ハピネス畑グループ』。エリアトップクラスの集客力を誇る人気店だ。
今回、グループ内でも初の試みという“キャストのサポートだけに特化する特別な部署”が発足されたという。
この部署をつくった経緯やメリットを主任のYさんに語っていただいた。
子どもができ、とにかく早く稼げる仕事に就きたかった
――Yさんがこの業界に入ったきかっけを教えてください。
入社は3年前。きっかけは子どもができたからです。当時は映画館のスタッフとして働いていたんですけど、結婚し、今後の子育てを考えたら今の給料じゃやっていけないな、と。
以前は不動産やリフォーム会社などでも働いていましたが、休みもまともにとれないような環境だったんです。キャリアがなくても早く稼げて、休みもきちんととれる仕事……と探した先が風俗だったわけです。
――逆に風俗のスタッフって、給料は良くても勤務時間が長すぎる、休みがほとんどないっていうイメージもありますよね。
たしかに給料だけでいくと条件がいいところはたくさんあるんですよ。でも生まれたばかりの子どもと、慣れない育児で大変な妻を支えるには「家で過ごせる時間」が大事だったんです。
――では給料と時間の確保が理想とマッチしたわけですね。
風俗でも、『ハピネス畑グループ』は社会保険も加入してるし、休みだけでなく、勤務時間も労働基準法で管理されています。なかなかここまでの風俗店って珍しいんじゃないかと思います。たまたま見つけることができてラッキーでしたね。
――実際にお休みはしっかり取れていますか?
月6日は休みで、他に正月などは連休で休暇が取れます。風俗だから長く働くのが当たり前とか、休みはなくて当たり前、みたいな考えに染まっていないところが気に入っています。スタッフ同士もお互いが支えあうような風土です。
――この事務所に入ってきた時も、みなさん明るく元気で、雰囲気が良いことが伝わってきましたよ。
うちはスタッフ10名体制。女性も1名いますので何かと女の子にとっては話しやすい存在かと。また、グループ内には求人課という面接のセッティングを中心に行う部署もあります。ここ『西船人妻花壇』では、面接前も入店した後も、求人課の女性2名が24時間体制でしっかりと女の子をサポートしています。入店前から知っていると、いろいろ話しやすいですしね。
そして、今回新たに作った営業部は、いわば女の子のサポート部隊。求人課と我々営業部がタッグを組んで、しっかり稼いでもらうために全力で頑張っています。
営業部は、キャストを徹底的にサポートする特殊部隊!
――では、その営業部の話をお聞かせください。営業をするわけでなく「女の子のサポートをすることに徹する部署」なのですよね?
そうなんです。現在営業部は店長、主任である僕ともう1名の計3名。店のトップ3名で構成されたチームです。
――この専属部署はハピネス畑グループの中でも初めての試みだそうですが、発足の経緯を教えてください。
事務作業に追われると女の子への関心だったり、対応がどうしても希薄になってしまうわけです。というと、関心がないみたいですが、そうではなく、時間があればもっと関心を寄せ、もっと稼げるようにしてあげられるのに、ということです。
業務内容は多岐に渡るので、キャリアやスキルによって、できないものがあるのは当然です。ただ、スピードを要することも多いため、結局はできる人ばかりに仕事が集まり、業務バランスも悪くなってしまうんですよね。忙しいからゆっくり教える時間もないし、新しいスタッフも広く浅くしか仕事を覚えられないという悪循環になります。
――どの業界でも同じですね。わかる人、できる人に仕事が集中し教育する時間がないというのは。
はい。この仕事はお客様の対応や、告知も早さが求められるので、なかなか指導する時間もとれないし。
そんな中で、最も重要な女の子のケアをどう行うべきかを会議で話し合った結果、専務が“女の子のサポート専門部署”をつくっても良い、とGOサインを出してくれたんです。
――それが営業部なんですね。具体的にどんなサポートを行うのですか?
新人さん、中堅、ベテランでは悩みも異なりますので、まずはその子の状況に合わせたサポートになります。
例えば、伸び悩んでいたり、指名が落ちてきた子には何が原因かを探りながら、写真を撮りなおしたり、写メ日記の内容を一緒に考えたり。
技術的なことかもしれないし、出勤時間が客層に合わないのかもしれませんよね。キャラ変更で再プロデュースするのも手です。
どんな女性でも稼がせるのが我々の使命
――メンタル的な面でのサポートも、今まで以上にできるようになりましたか?
やはり悩んでいても自分から言ってこない子のほうが多いかもしれません。表情から感じとったり、売り上げなどを見ながら、こちらから声をかけて、話しやすい雰囲気を作るようにしています。
――なるほど。徹底的に女の子に寄り添うことで成果も出てきたということでしょうか。
まだ部ができて2ヶ月なのですが、手ごたえはありますね。
提案が当たって売り上げが伸びればモチベーションもあがるし、周囲の子も感化され「私も頑張ろう」という相乗効果が現れます。また、今まで自分からは相談できなかった子も「相談すれば今の状況が改善されるかもしれない」と心を打ち明けてくれるようになったりしますしね。
――それは素晴らしいですね。ではスタッフ側としてはいかがでしょう? 業務を切り分けることでどんなメリットがありましたか?
女の子を第一優先で考えると、どうしても事務作業は後回しになってしまっていたので覚えることも難しかったんですよね。事務作業に特化することで、やるべきこと、自分が今できないことが明確になりました。まずは覚えること。覚えれば、次第に処理スピードもあがりますし、効率化が図れれば自分にもキャパができるので、女の子へも気を配れるようになってくると思うんです。
――本当に今回の新部署はお店にとってのカンフル剤になりそうですね。では最後にお店のアピールをお願いします。
当店は、年齢も20歳から上は55歳くらいまでが在籍。体型も、細めからかなりのぽっちゃりさんまで、さまざまなタイプの女性が個性を活かして活躍しています。その方の魅力を引き出すのが我々の役目。店舗スタッフだけでなく、グループの求人課も一丸となって、みなさんに稼いで、気持ちよく卒業してもらえるよう本気でサポートしています。
交通の利便性もいいので、ぜひ一度面接にお越しください!
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)