視線や音で感じさせる脳内エロス。元銀座の高級ホステスも感嘆した講習テクニック

2009年に創業し、現在年商116億円を超える業界大手「スターグループ」。ここ『横浜回春性感マッサージ倶楽部』は、稼ぐため、そして安心して働くためのノウハウが豊富なので、未経験者から経験者まで幅広い応募が来るそうだ。

今回お話を聞いたひびきさんは、銀座高級老舗クラブの元ホステス。人気ホステスだった彼女が同店に面接、そして講習を受けて、女性講習員の色っぽさと、その魅力に圧倒されたそう。

本来ならば、お店のマニュアルだけでは物足りなさを感じることもあるのだろうが、ここのマニュアルは「これさえやれば男性は必ず満足するレベルに仕上がっている」と太鼓判。もちろん彼女なりの接客スタイルをプラスして、お客様の心をつかんでいる。

ホステス時代を経て、会社員、そして風俗嬢。頑張り屋の彼女は将来手に職をつけるため、宅建資格、さらには合格率2～3％、超難関ともいえる不動産鑑定士の資格取得に挑戦する。実際は、努力家で、元気はつらつ、ユーモア満載のキャラクターだが、お客様の前では徹底した痴女キャラを演じているという。

ホステスは過酷。でもキラキラした世界が好きだった

――ひびきさんは元銀座の高級ホステスだそうですね。まずは簡単に経歴を教えていただけますか。

旅行先のハワイが気に入って「海外に住みたい！」と思ったんです。早く稼ぐなら水商売かな、と思い高校卒業と同時に上京したんです。最初は池袋のキャバクラで働きました。

――親御さんには何て言って上京したのですか？

うちの親もホステスだったんですよ。「学校に行くなら学費は出す。でも、自分のしたいことをしたいなら自分で稼ぎなさい」という人で。だから水商売をすると言っても、反対はしませんでした。

――そうなんですね。で、キャバクラを何店舗か経験してから銀座へ？

はい。キャバクラは池袋、新宿、六本木。そのあとに銀座のクラブに行きました。老舗の高級店には2年勤務。この先ママになるのか？辞めても手に職もない。将来が不安になり、就職先を見つけ退店したんです。

――今まで元キャバ嬢は何人か取材をしましたが、銀座のホステスさんは初めてです。やはり接客面ではすごく気を使いそうですよね。

本当に大変です。営業も兼ねてるから24時間対応ですもん（笑）。銀座のお客様は怠惰な女性は好みません。規則正しい生活をしているかチェックされるようなことをするんですよ。朝メールが来ても、即レス必須です。夜べろんべろんに酔っても、翌朝からゴルフ。そして同伴出勤。で、別の方とアフター。毎日がこんな感じでした。

――体力もキツイ！美容室代や服も大変そう。

お金はまったく貯まりません（笑）。身なりもそうですけど、ヘルプに入ってくれたり、自分がいけないアフターに付き合ってくれる女の子にタクシー代としてお金を渡したり。

――それでも続けていた理由って何ですか？

キラキラした世界だったから。もらった物を自慢したり、誰よりも先にブランド品を手に入れたり、旅行に行ったり。使っても、いくらでも入ってくるという優越感に浸っているの幸せだったんですよね。

――やはりそれは一時的な満足ですものね。現実を考えて早めに昼職をしたのは良かったかもしれませんね。

お客様のつながりで、経理事務として入社することができました。入社したものの、業務の手助けは一切なしです。PC操作すらわからなかったのに、入社早々すぐに決算が。「根性だけはあります」と言って入社したので、弱音を吐くわけにはいかず（笑）、自力で参考書片手に勉強。最終的には複雑な関数まで組めるようになりました。

直接的でなくてもエロい世界は演出できる

――自力でいきなり経理を学び、関数まで。元々数字が好きだったのですか？

いえ、全然。勉強もできません（笑）。でも要領がいいのかもしれないですね。

――絶対頭の回転が早いはずですよ。トークも面白いし。で、会社員からなぜ風俗へ？

経理担当が私ひとりで有給も取れないし、仕事も忙しくて。6年勤めたのですが、給料も手取り20万円。家賃の安い部屋の引っ越し、ブランド品を売って生活していましたが、いい加減疲れてしまったので一度リセットの意味で会社を辞めたんです。遊びたいし、休みたい。お金も底をついてきたため、稼げそうな風俗で働こうと思いました。サイトをいろいろと見て、自分ができそうな仕事を探しました。

――「自分ができそうな仕事」。それはどんな基準で？

ちょっとデリヘルはハードルが高いなと。ここはエステ・マッサージ系で下を脱ぐことはないと書いてあったので。でも風俗業界でフ〇ラすらしないって、最初は半信半疑だったんですよ。それで風俗に来るお客様が満足するのかと、信じられませんでしたし。

――面接でそれは払しょくできたのですね。

そうなんです。DVDをみて、女性講習員の方の実技講習を受けて、もう、目からうろこ！
基本は手だけなのに「なんてエロい世界なんだろう」と驚きました。ただのエロではない、知性を兼ね備えた方で。私もその講習員さんのようになりたい、って思ってすぐに入店を決めました。

――よほど衝撃的だったんでしょうね。でも、エロい世界ってどうやって演出するんですかね？

目線の送り方、じらし方、ボディラインの見せ方、太ももを舐める時の音。こういうプレイだけでも脳内で十分エロスを感じてもらえるんです。本当にすごいと思いました。

――聞いているだけでも興味がわきますね。でも、普段の明るい感じと切り替えが難しくないですか？

切り替えはせず、最初から役作りをしています。私は、痴女キャラなんです。
女の子の中には、素のままでお話をして、プレイで変われる人もいますけど、私は自分の本性、素の部分は一切お客様には見せないようにしているんです。そのほうが私はやりやすいんです。

――えー！信じられません。素でいるほうがラクだという女の子は多いですけど。

役になりきって接客をしたほうが、何か嫌なことがあったり、合わないな、と思った時にうまく対処できるんです。真正面から受け止めず、うまく流せるんですよ。本音でぶつかっていったら、疲れてしまうじゃないですか。でも、役を作っていれば別の自分で返せるから精神的なストレスもなくなりますよ。

エロさの中にある「人間味」に男性は惹かれる

――キャラ設定を痴女にしているとのことですが、接客で意識しているポイントを教えていただけますか？

そうですね、お店も来る男性はやはり責められたい方が多いので、基本はコンセプトどおりに演じることだと思います。ソフトサービスの中で、いかにエロさをMAXまで持っていけるか。シャワーを浴びに行くときも、男性のあそこを触りながら行ったり。常に痴女感を出すようにしています。

――徹底しているんですね。

でも、エロさだけでは後々まで指名を受け続けることができません。どうしたらいいのか、一度尊敬する講師の女性に相談をしたんです。その時に返ってきた言葉は「人間味」でした。
例えば、ちょっと照れたり、おっちょこちょいだったり。そういう人間味が垣間見えることで、男性は惹かれていくと教えてもらったんです。
あとは、銀座で叩き込まれた「気配り、目配り、心配り」ですね。

――エロさ全開のなかに、ちょっとしたかわいい仕草や気遣いが垣間見えると、男性もキュンとしちゃいそう。こちらのお店でもかなり人気があるのでは？

まだまだですよ。最初は週に2日くらい、シフトも決めずに自由に働いていたんです。でも3か月経った頃から少しずつ指名が増え始めたので「ちゃんとやってみよう」と改心。週5で時間も決めて出勤するようになったら、月70～80万円はコンスタントに稼げるようになったんです。私は昼の10時～17時ですが、夜に入れる子だと100万円くらいにはなるんじゃないですかね。

――やはりシフトを固定することは収入に直結しますよね。

いつ来るのかわからない女の子は指名がつきにくいですからね。
あと、頑張れば、ランクがあがるのでモチベーションにつながります。指名料金がランクによって変わるのですが、ランクが上がれば1日あたり1.5倍くらいの給料になるんですよ。

――プレイ内容の時間配分はどんな感じでしょうか？

60分からコースはありますが、昼間の時間帯はゆったり過ごしたい方ばかりなので、90分や120分コースが多いです。90分の場合、10分シャワー、40分マッサージ、30分エッチな回春サービス、20分シャワーや片付けです。

――40分もマッサージをするのですね。技術習得がなんだか大変そうですが。

マッサージは本格的です。でも私は基本のエステ講習しか受けていません。それだけで基本的に十分なレベルにはなります。もっとスキルを磨きたいという場合は、エステ資格を取得できる講習も受けられるんです。未経験でも全く問題ないですし、今後資格取得をしたい方にもおすすめできます。

――では最後にこのお店で働くメリットを教えてください。

最初は大手グループだということは知らなかったのですが、頑張る子は確実に稼げます。そのための仕組みが完璧。エッチなマッサージという感覚なので、皆さん受け身です。こちらが痛い思いをすることもないし、テクニックやノウハウは入店してから覚えられるので安心して働けますよ。