誰もが認めるイケメンであれば、わざわざ風俗の客にならなくても遊べるだろうと考える人が多いのは当然のことです。しかし実際はイケメンでも、風俗を利用する人はたくさんいます。なぜイケメンが、風俗を利用するのでしょうか？

1.イケメンでも風俗オタクは多い

風俗に行くのが大好きで、もはや趣味という男性がたくさんいます。そして風俗が好きでたまらない客の中には、イケメンもたくさんいるのです。
「イケメンならモテるから、わざわざ風俗に行かなくてもいいのに」なんて理論は、このような人たちには通じません。もはや風俗に行くことはライフワークであり、それには顔がいいかどうかなんとまったく関係がないからです。

「あそこのお店の○○ちゃんは、かなりサービスがよかった」など情報交換をする人もいれば、個人的に楽しんでデータ収集をしている人たちまで風俗オタクの人たちはそれぞれの楽しみ方をしています。イケメンががんばれば、お金を使わずに女の子と遊ぶのはたやすいことでしょう。しかし風俗が好きなイケメンは、それでは満足をしないのです。お金を使って客として風俗を楽しむことが好きであり、ただ女の子とエッチなことをしたい気持ちとは少し違うものを持っています。

なかなか理解するのが難しいかもしれませんが、アニメや鉄道などの趣味だって興味と同じ。
興味のない人には理解ができなくても、本人たちが楽しんでいるのですから問題はないでしょう。

2.忙しくて彼女ができないイケメンも

イケメンなら彼女がいてあたりまえと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。どんなにイケメンであっても出会いがなければ、なかなか彼女ができないのは当然のこと。彼女ができないために、風俗に客としてやってくるイケメンも多いのです。

風俗に来るイケメンは、なぜ彼女がいないのでしょうか？　理由はそれぞれにありますが、仕事が忙しいことを理由に挙げる男性も多くいます。仕事が忙しいために出会いが少なく、もし彼女ができたとしても会う時間がなかなか取れないために長続きしないのです。彼女を作る時間はないけど、少し時間が空いたときに風俗で女の子に癒やして欲しい。そんなイケメンが、風俗を利用するのです。

風俗の場合には、お金だけの割り切った関係が可能です。「イケメンなら、セフレができるのでは？」と考える人もいると思いますが、素人の女の子を相手にすると思わぬトラブルが起こることもあるでしょう。自分は割り切って遊んでいると考えているのに、相手は本気なんてこともイケメンならよくある話です。忙しいイケメンはそんなことに対応をするのが面倒なため、風俗を利用することが多いのでしょう。

3.恋愛と風俗は違うと考えている

風俗に客として来るイケメンには、本命の彼女がいる男性も多くいます。女性の目線からすれば、「なぜ彼女がいるのに、風俗に行くの？　彼女を相手にすればいいのに」と考えてしまうのは無理もないこと。しかし男性には、「恋愛と風俗は違う」との考えの人が多いのも事実です。彼女のことは本気で好きだけど、息抜きに少し風俗で遊ぶ。女性には理解しにくい行為ですが、男性では納得をする人も多いでしょう。

また彼女のことが好きであるほどに、あまりアブノーマルなプレイなどは要求がしづらいところ。「コスプレが好き」といって、制服などを用意して彼女に着せるのは勇気がいります。彼女がまじめな場合には、それを理由に別れることにもなりかねません。そんな個性的な趣味を持つイケメンの男性は、風俗に来て自分の欲求を満たせるのです。

風俗にはコスプレはもちろん、オナクラやM性感など幅広い趣味をカバーするコンセプトのお店があります。彼女とはスタンダードなエッチをして独特の趣味を隠し、風俗では自分の好きなシチュエーションを楽しむのです。男性にとっては、風俗は浮気ではなくあくまでも趣味や癒やしの一部といえるでしょう。

4.コミュ障のイケメン

イケメンだからといって、みんな女の子にモテて遊んでいるとは限りません。自分から積極的に話しかけるのが苦手なために、女の子との接点が少ないイケメンもいるでしょう。イケメンなのにコミュ障なんてもったいない感じもしますが、性格の問題なので仕方がありません。そんな男性でも、ときには女の子と遊びたいもの。

風俗ではイケメンの客だから女の子が喜んで話しかけても、反応が悪いことがよくあります。まだ風俗に入りたての女の子だと、「私のことが気に入らないから、話を返してくれないのかな」とマイナスにとらえるかもしれません。しかしそんな客こそが、コミュ障のイケメンなのです。普段は女の子と話す機会がないので、風俗でも女の子にどのように返していいのか戸惑ってしまうのでしょう。

あまり会話で反応がない場合には、スキンシップを含めたプレイで喜ばせるようにするほうが男性にとっても助かります。あまりに話しかけると、きちんと返せない自分を責めてしまう人もいるからです。コミュ障イケメンであっても風俗に通って女の子と接しているうちに、自分に自信を持つこともあります。自分がいい変化のきっかけになったと思うと、うれしいものですね。

5.モテるから女性関係のトラブルが絶えない

イケメンであれば、やはりそれなりに女の子からモテる人も多いでしょう。ただモテると、女性関係でのトラブルが起きる可能性が高くなるのも確かです。イケメンならではの悩みですが、本人にとってはとても深刻なもの。モテるから昔は女遊びが激しかったけど、大きなトラブルに巻き込まれてからは風俗をメインにするようになったイケメンもいます。

それほど遊ばないイケメンであっても、一方的に好きになられてストーカー気味の女の子に振り回されるなどの経験をする場合もあるでしょう。そんな経験をしてしまうと、女性不信になっても仕方がありません。そのような経緯から風俗に客として来店して、割り切った関係のほうが楽だと考えるようになるイケメンもいるのです。

モテるイケメンが風俗を利用する場合には、色恋を求めていない場合がほとんど。色恋に疲れてしまった人たちなので、「自分に惚れさそう」なんて女の子が思うのは逆効果になることも。あくまでも割り切った関係であり、気を遣うことなく一緒にいられる女の子を求めているのです。そんな気持ちを満たせれば、モテるイケメンからの指名があるかもしれませんね。

6.性格に難ありのイケメン

「イケメンであれば、性格なんてどうでもいい」なんていう女の子もいますが、やはりいくら顔が良くても性格が悪くてはほとんどの女の子は離れていってしまいます。周囲の女の子に逃げられたイケメンは、女の子を求めて風俗を利用するようになるのです。

風俗で働く女の子もイケメンの客はめずらしいので、最初はうれしい気持ちが大きいかもしれません。しかし性格の悪さをだんだんと発揮しだすと、あまりいい客として思えなくなるように。Sっ気が強くプレイ中に暴力的になる人や女の子に説教をするなど、あまり歓迎されない行為が増えればいくらイケメンでもNGにする女の子が増えていきます。その結果、風俗でさえ女の子に相手にされなくなってしまう悲しいイケメンも……。イケメンに生まれても、幸せになれるとは限らないとよくわかる話ですね。

風俗を客として利用するイケメンにも、さまざまな事情を抱えていることがわかったかと思います。優しいイケメンならば、ぜひともリピーターとしてまた来て欲しいのが女の子の本音でしょう。