高収入バイトの筆頭といえば、やはり風俗とキャバクラ。
これからお仕事を探す女の子は、その内容やお給料が気になりますよね。また、「私でも働けるの?」「年齢は?」「ルックスは?」「具体的に何をするの?」という不安があるのは当然。
今回の記事では、キャバクラと風俗のお仕事の違いを解説。そのほか、向いているタイプや、メリットやデメリットについてもしっかりお伝えするので、お仕事選びの参考にしてくださいね!
- 風俗とキャバクラの違いを知ろう!
- 風俗とキャバクラ、それぞれメリットとデメリットがある
- 風俗とキャバクラ、お給料のシステムを知ろう!
目次
風俗とキャバクラの違いって?
風俗もキャバクラも、男性を楽しまる接客業。営業するうえでの法律も同じです。風俗とキャバクラの違いを一言でいうなら「射精(ヌキ)を伴う性的サービスの有無」でしょう。
風俗は射精を目的としたエッチなサービス、キャバクラはお酒や会話を楽しむ乾杯ワーク。キャバクラは女の子へのお触りは禁止です。
同じキャバクラでもセクシーキャバクラ(通称セクキャバ)は、女の子への上半身ボディタッチやキスもOK。ただし男性客へのヌキサービスはありません。
風俗とキャバクラ、高収入を稼ぐならどっち?
3日間で2憶5000万円を売り上げた伝説のキャバ嬢エンリケさんが書籍を発売し話題になったのも記憶に新しいところ。
参考:新R25「3日で2.5億を売り上げるキャバ嬢・エンリケが教える「心を掴むコミュニケーション術」
もちろんこの金額は異例のケースですが、人気キャバ嬢になれば、1日だけでも爆発的な金額を稼ぐチャンスがあります。そのためには、指名や同伴、延長、ドリンクオーダーを入れていただくなど、ある意味「オプションによるバック」が勝負。
風俗嬢にもオプションバックはありますが、キャバ嬢ほどの金額には達しません。ただし、平均的ベースでいくと、収入面では風俗嬢に軍配があがります。
最もポピュラーな業態であるデリヘルのお仕事と比較してみましょう。
デリヘル嬢の平均的な収入(1日6時間)
単位 | 平均金額 |
日給 | 3~4万円 |
月収ベース | 40~60万円 |
年収ベース | 480~720万円 |
キャバ嬢の平均的な収入(1日4時間)
単位 | 平均金額 |
時給 | 3000~5000円 |
月収ベース | 28~40万円 |
年収ベース | 336~480万円 |
キャバ嬢の勤務時間は平均4時間程度なのに比べ、風俗は6時間が平均勤務時間。風俗は24時間営業のお店もあるので、時間と体力があれば長時間働くこともできます。
【仕事内容】風俗とキャバクラの違いは?
基本的な違いはヌキの有無なので、男性は性欲を解消したいなら風俗、華やかな場所でかわいい女の子にチヤホヤされたいならキャバクラへ来店します。
風俗の仕事内容
店内のプレイルームや、待ち合わせをしたホテルやレンタルルームなどを利用して、お客様に性的サービスをします。
最近ではサービス内容の幅も広くなり「服はどこまで脱ぐのか」「キスの有無」「女性への下半身へのタッチはOKなのか」など、業態やお店のルールで内容が異なります。
中には「男性のオナニーを見るだけ」というオナクラというマニアックな業態もありますが、最終目的は射精です。
風俗業界は、男性経験が豊富な女の子ばかりが働いているわけではありません。処女で風俗の世界に飛び込んでくる女の子もいるんですよ。
わからないプレイなどは講習でしっかり教えてくれるのでご安心を!
また、元気風俗嬢による、風俗嬢のための講習もいくつか行われています。
風俗には、ソープ、ヘルス、風俗エステ、M性感、SMクラブ、ピンサロ、オナクラと、実に多くの業態が存在します。ヘルスひとつとっても、デリヘル、ホテヘル、箱ヘルと種類があるので混乱してしまいますよね。
わからない女の子は、内容の違いを知ることから始めましょう。
キャバクラの仕事内容
キャバクラは、お酒を提供するお店の中で、お客様に会話を楽しんでいただくお仕事。
キャバクラの仕事内容
- ドレスを着てヘアセットをして身支度を美しくする
- お客様の隣に座る
- 名刺をお渡しする
- お酒をつくる
- お酒を飲む(飲めない人はノンアルコールでもOK)
- 会話を楽しんでいただく
- 延長交渉や指名交渉をする
- ボトルやフードの交渉をする
- 連絡先を交換する
- アフターでお客様と親交を深める
ざっとこのような、流れになります。
なお、新人の頃は指名がつかないため「ヘルプ」からスタートします。
ヘルプとは
ヘルプの仕事を頑張ることで、ボーイさんや先輩キャバ嬢からの信頼を得ることができます。フリーのお客様をつけてくれたり、先輩が「場内指名」であなたを席に呼んでくれることにつながります。
女の子へのボディタッチはNGですが、女の子から男性の膝に手を置く、軽く手を握る、といった親密度を高めるためのボディタッチは当然のように行われます。
また、出勤前の「同伴」、お店が閉店した後の「アフター」などの店外デートも、稼ぐために必要な仕事内容と言えるでしょう。
同伴とは
アフターとは
そのほかにも、営業連絡やお礼のメッセージなど、出勤時以外でもお客様とのやりとりは必須です。
人気キャバ嬢のバースデー(生誕祭)や入店記念日などは、店先に胡蝶蘭。店内には高級シャンパンが並ぶ光景を写真などで見たことがあるかもしれませんね。このような状況を作れるのも、営業努力があってこそなのです。
【給与システム】風俗とキャバクラの違いは?
風俗とキャバクラでは、お給料のシステムが大きく異なります。風俗は完全出来高制、キャバクラは時給制。つまり、出勤すればお給料がもらえるキャバ嬢に対して、風俗嬢は接客につけなければ、その日の収入はゼロなのです。
風俗 | キャバクラ | |
支給方法 | 全額日払い | 月または隔週、週払いなど |
給与システム | 完全歩合制 | 時給制または歩合制 |
風俗のお給料
お客様の支払う金額に対して、お店で決められているバック率で換算した額がお給料となります。そこに指名料や、電マ、コスプレなど、プレイのオプションバックが加算される仕組みです。
だいたいコースのバック率は5~6割。指名は全額バックが基本、オプションは全額のところもあれば半額バックのお店もあります。
お店によってはローションやタオルなどの雑費分が引かれます。
キャバクラのお給料
キャバクラの給料形態はかなり複雑。まだお客様のついていない新人キャバ嬢は「固定時給システム」が適用されることが多く、この場合は売上が立たなくても時給2000~4000円程度が保証されています。
お客様がつき、人気が出てくると、お給料の制度そのものが変わることも。同伴や指名をポイントに換算する「ポイントスライド制」や、自分の売上額によって時給が変わっていく「売上スライド制」があります。当然、指名や売上が多いほど時給が上がっていきます。
また、完全歩合制を採用しているお店では、売り上げに対して決められたバック率がお給料となります。バック率は50%程度が一般的です。
【働く女の子】風俗とキャバクラの違いは?
風俗とキャバクラは、どちらも男性の欲求を満たすための接客業。それぞれ、どんな女の子が働いているか気になりますよね。ルックスや年層齢が幅広いのは風俗です!
ルックス
【風俗の場合】
お店のジャンルが自分に該当すれば、ほぼ採用になるでしょう。かなりのぽっちゃり体型でも、胸が小さくても、そういった女性が好きなフェチ向けのお店もあるため、身なりを整えていれば、さほど容姿は気にしなくてOKです。最近では華美な女性より「普通の女の子と恋人気分を味わいたい」というお客様が増え、どこにでもいるようなごく一般的な風貌の女性が人気です。
【キャバクラの場合】
華やかさが求められるキャバクラはルックス重視。一般レベルであれば問題ありませんが、ヘアセットやドレスなど、身だしなみにもかなり気を遣う必要があります。
風俗嬢は何度もシャワーを浴びるのと、プレイでメイクも取れてしまうのでナチュラル系。キャバ嬢は薄暗い店内でも美しく映えるよう、しっかりメイクで勝負します。
年齢
【風俗の場合】
風俗嬢の年齢層は幅広く、18歳~50代くらいまでが働いており、平均年齢は20前半~後半です。熟女・人妻デリヘル店も大変人気ですし、男性を責めるM性感やSMクラブなどに通うお客様は、ある程度年齢を重ねたベテランを選ぶ傾向にあります。
【キャバクラの場合】
若くないと務まらないのがキャバ嬢。平均年齢は20歳~25歳で、30代でキャバ嬢として活躍できるのは相当な売れっ子と言えます。一般的には20代後半で引退を考え始める女の子が多いようです。
乾杯ワークを希望されていて、年齢が高めの方は、キャバクラではなくスナックやパブのようなお店を選ぶといいでしょう。
風俗のメリット・デメリットは?
実際、どんなお仕事にもメリットとデメリットがあります。風俗の最大の魅力は、何といっても収入の高さと出勤の自由度でしょう
風俗で働くメリット
すぐに始められるバイトの中で断トツの高収入
飲食店や販売のアルバイトなどに比べて、桁違いの収入が見込める風俗のお仕事。学生さんがアルバイトをして稼ぐ月のバイト代が5、6万円だとすれば、風俗なら2日程度で稼ぐことが可能です。しかも未経験でも講習や説明を受けただけですぐに仕事が開始できるので、手軽に高収入が叶うのは風俗だけ、といっても過言ではありません。
毎日がお給料日
一般的なアルバイトは月に1、2回のお給料日に銀行振り込みというケースが多いですよね。しかし風俗のお仕事は、退勤の際、その日のお給料を手渡しで受け取れます。たった数時間でも頑張った結果をすぐに確認できるのは嬉しいですね!
短時間・自由出勤OKなので時間に融通が利く
風俗のお仕事は、基本的に自由出勤。一部、店舗型のお店ではプレイルームの数の関係である程度のシフト申請は必要になりますが、店舗を伴わないデリバリー型のお仕事は、出勤できるタイミング、時間を事前にお店に申告すればOK。そのため学生さんや本業のある方、隙間時間に働きたい主婦にも大変働きやすい環境となっています。
普段知り合わないような職業の方と知り合える
普通に生活をしているだけでは知り合うことのない方と出会えるのも風俗ならでは。職業だけでなく、内面やプレイの志向も人それぞれ異なるため、都度、対応する適応力が求められます。これにより、視野が広くなったり、会話がうまくなったりと、将来、一般社会でも役立つスキルが自然と身についていきます。
わずらわしい女性同士の人間関係がない
風俗のお仕事は、1対1の接客なので、お店の女の子とはほとんど関わらないケースがほとんど。接客につくまでは、お部屋で待機をすることがありますが、個室で待機できるお店も増えていますし、出勤中の女の子が集まる集団待機室でも、風俗という仕事柄、プライベートを隠したい女性も多いので、他人に我関せず思い思いの過ごし方をしてます。
風俗で働くデメリット
初対面の男性と密室でふたりきりになる
最初は初対面の男性といきなりホテルで待ち合わせるのは緊張しますよね。でも、安心してください!デリバリー型の場合は、ホテルに近い場所にお店の受付があったり、何かあればすぐに連絡ができるようになっています。それでも外で会うのが怖いという女の子は、店舗内のお部屋でサービスをする、ソープランドや箱ヘル(ファッションヘルス)のお仕事がおすすめです。
粘膜接触による性感染症のリスク
粘膜接触があるお仕事は、どうしても性感染症のリスクが生じます。風俗嬢は定期的に検査を行い、発症初期発見できるようにする必要があります。粘膜接触のないお仕事(オナクラ、M性感、風俗エステなど)もあるので、参考にしてください。
周りに相談できる人がいない
風俗で働いていることは、周囲に内緒にしているという女の子が大半。ちょっとした悩みや愚痴を打ち明ける人がいないとストレスも溜まってしまいますよね。最近では体の悩みを相談しやすい女性スタッフがいるお店も増えていますし、SNSで同業者の知り合いを増やし、思いを共有したり、コミュニティや食事会などに参加することで、ストレスを溜めない工夫をされているようです。
金銭感覚が人とズレてくる
1回出勤すれば数万円を手にすることができる、風俗のお仕事。大学生の女の子でも、月に数十万、人気ソープ嬢にもなれば月に200万、300万を稼ぐこともできるため、当然金銭感覚はズレてきます(笑)。たまに贅沢をしても堅実に貯金をしているか、まったく先のことを考えずあればあるだけ使うタイプ、両極端。一生続けられるお仕事ではないからこそ、いただいたお給料は計画的に使うようにしたいですね。
キャバクラのメリット・デメリット
続いてはキャバクラのメリットとデメリットを見てみましょう。華やかですが、夜型の生活になるため体調管理もしっかりしたいところです。
キャバクラで働くメリット
時給が高い
例えば通常の居酒屋やカフェなどの飲食系バイトに比べ、キャバクラバイトの時給は2倍、3倍は当たり前。短時間で効率よく稼ぐにはぴったりです。
頑張りが収入に直結する
接客しているお客様からドリンクやフードのオーダーが入れば、そのバックが女の子に入ります。話が楽しければお客様は延長してくださいますし、同伴やアフターのお誘いも。女の子の頑張り次第でお給料がどんどん増える仕組みなので、やりがいを感じることができますよ。
コミュニケーション能力が格段に上がる
当然ですが、キャバクラで働く以上、コミュニケーション能力が人より長けていなければ、人気嬢にはなれません。様々なタイプの方が来店されるなかで、自然とトークスキルも上がっていくはずです。また、「話し上手」「聞き上手」「盛り上げ上手」「落ち着くタイプ」など、自身のスタイルをしっかりと確立するのもファン獲得への一歩です。
女子力が上がる
華やかなキャバ嬢は、まさに夜の蝶。周りが綺麗な女の子ばかりだと、ライバル心のなかにも、純粋に「こんな風になりたい」と自分磨きに精を出す子も多いのです。ネイルや、メイク、ヘアスタイルなど、綺麗になるお手本が近くにいるのは女子力アップのために、とても良い環境ですね。
- 「風俗にはキャバのような人間関係のわずらわしさがない、と語る先輩キャスト」のインタビュー記事を読む
キャバクラで働くデメリット
周りとの人間関係に気を遣う
キャバの世界は実力社会。気難しい女性がナンバー入りをしている場合、派閥争いに巻き込まれてしまうことも。また、「お客様を取った、取られた」のトラブルもいまだに起こっています。働くうえでの基本ルールを守り、礼節をわきまえていれば、周りとも仲良くやっていけるでしょう。
仕事前後の営業が大変
多くのキャバクラ店では、お客様との連絡先交換は必須。ここで得た連絡先にメールやLINEをするのが俗にいう「営業」です。頻繁に連絡を取り合い、仲良くなることで「会いたい」と思わせ、来店してくれるのです。地道な作業ですが、集客面ではとても有効。面倒でも、仕事のひとつとして続けていく必要があります。
ノルマやペナルティがキツい
お店によって、出勤ノルマや、指名ノルマ、そのほか同伴や売り上げなど、さまざまなノルマが設定されています。達成できない場合はお給料が減ってしまうのでキャバ嬢はノルマを達成するために一生懸命頑張ります。結果的にお店の売り上げも上がりますし、常に活気のある状態が保てるということ。とはいえ、ノルマのない店もあるので、ゆるく働きたいという女の子は、最初からノルマなしのお店を選びましょう。
当日欠勤や遅刻はペナルティ対象です。その点風俗は、やむを得ない場合、当日欠勤でもペナルティなどはありません。ただし、お客様やお店に迷惑がかかるため、しっかり後日フォローを忘れずに。
夜型の生活、お酒で体調を崩しやすい
お客様と同伴し、19時や20時から深夜まで働き、さらにアフターへ行こうものなら、帰宅が朝方になることもあります。連日、お酒を飲むことだけでも負担がかかるうえに、夜型生活で生活のリズムが変わり、体調を崩してしまう女性も。
夜型が苦手なら少し稼ぎは落ちますが、早朝や昼間に開店している朝キャバや昼キャバもあります。
ノンアルドリンクなどをうまく使いながら、お肌のケアや体調管理には、十分気をつけましょう。
風俗とキャバクラ、向いているタイプは?
では、どんな女の子が、それぞれのお仕事に向いているのでしょうか。
風俗は性的サービスなのでエッチが好きなことが大前提。一方キャバクラは乾杯ワークなので、お酒が飲めることは基本条件ですが、トークが楽しければ、飲めなくても大丈夫。ノンアルだけで人気嬢になっている女の子も実は多いんですよ。
風俗に向いている子
風俗に向いている子
- エッチが好き
- 聞き上手
- 清潔感がある
- 心も解放できる雰囲気を作り出せる
- 甘え上手
風俗は「究極の接客業」と言われるだけに、初対面からお客様の心を解きほぐすスキルが求められます。イライラしていたり、緊張していては、目的とする「射精」ができないからです。包み込むような優しさで、リラックスできる雰囲気づくりを心がけましょう。
キャバクラに向いている子
キャバクラに向いている子
- お酒に抵抗がない
- 会話上手
- 容姿が派手で美意識が高い
- その場の空気が読める
- マメな連絡や気配りができる
キャバクラの場合は、話を盛り上げるトーク力全般が必要になってきます。また、複数の女性と同じ席につくこともあるため、今、自分がどう振る舞うべきかといった状況判断が必要になります。水商売で成功している女性は、視野が広く、その場の空気をしっかりと読むことができるのが特徴です。
- 「キャバで失敗し、ハンドサービスだけのお店に入店した先輩キャスト」のインタビュー記事を読む
風俗とキャバクラの違いまとめ
いかがでしたか?風俗とキャバクラの違いはイメージできたでしょうか?
たくさん稼ぎたいけど、やっぱり風俗には抵抗がある……という女の子はキャバクラバイトが良いでしょう。一方、元からお酒が苦手だったり、女の子同士の付き合いが面倒という子は最初から風俗に挑戦しています。
風俗もキャバクラも、どちらも体験入店があるので、まずは気軽に体験してみてはいかがでしょうか?
風俗のお仕事探しなら『みっけ』にお任せください!