大切なのは技術よりも気持ち。女性から責める楽しさがマットヘルス専門店の魅力

公開日:
YESグループヨコハマ あわほたる/鈴木

プロフィール

鈴木

YESグループヨコハマ あわほたる/イエスグループ横浜

鈴木副主任/37歳)

茨城県出身。コンビニの店長として長く勤めていたが、休みなしの長時間労働に疑問を感じて風俗業界へ。YESグループに入社して3年、現在は『あわほたる』の副主任に。スキンヘッドで一見強面に見えるが、温厚で人当たりのいい性格。キャストからも見た目と性格のギャップが好評で、プライベートの相談を受けることも多い。休日は友人と食事に行ったり、スマホゲームをしながら過ごしている。

このインタビューのポイント!

  • マットと泡洗体がメインの店舗型ヘルス店
  • 他店から移籍する経験者多数。女性主導のプレイは体への負担が少ない
  • 徹底されたスタッフ教育で、キャストのサポートに自信アリ

小売業界から将来性を感じて風俗業界の大手グループへ

──鈴木さんは10年近く小売業界で働かれていたそうですね。風俗業界へ転職した経緯を教えてください。

前職はコンビニの店長をしていました。ニュースで長時間労働や過労死が取り上げられている通り、ブラックすぎる業界でして……(笑)。年齢が上がるにつれて体力的にキツくなり、転職を決意したんです。異業種からでもすぐに活躍できる業界で、思い浮かんだのが風俗でした。

──その中から、こちらのYESグループを選んだ理由は?

創業年数が24年と長く、全国展開の大手グループだと知って応募しました。売上規模が小さい個人店だと、経営方針や給与面、キャストへの接し方に不安があったんですよね。入社して3年、現在はマットヘルス専門店『あわほたる』で副主任を務めています。

──『あわほたる』は、どのようなコンセプトのお店なのでしょうか?

マットと泡洗体が中心の店舗型ヘルス店になります。お客様は基本的にマットの上に寝ているだけ。キャストがプレイをリードするため、お客様からは触られません。受け身が無いだけでなく、特に体への負担が大きい指入れがないので、未経験者はもちろん、責められるのが苦手な風俗経験者からの応募も多いです。

──採用の際は、どんなところに注目していますか?

風俗の経験・未経験は問わず、あくまで接客業。相手の目を見てお話しができる、愛嬌があるか等を見ています。もちろんこういった業界なのである程度の見た目や清潔感は大切ですが、採用が厳しいわけではありません。面接は緊張せず、普通にお話をしに行く心構えで来ていただければ大丈夫ですよ。

──キャストさんと接する際に、特に意識していることはありますか?

コンビニの店長時代も、高校生や主婦など世代が異なる方々を面接していたので、特にキャストさんだからと変えていることはないですね。人対人の仕事という点では小売業も一緒。それにグループとして、スタッフ教育は徹底されています。キャストさんへの接し方はまずは挨拶から始まり、自分の名前を憶えてもらう初歩的なところから。いきなりタメ口をきくような馴れ馴れしいスタッフはいませんのでご安心ください。

──そんな雰囲気だと、業界未経験の女性も安心して始められそうですね。

従業員は至って真面目な人ばかりなんですよ。僕も転職したとき、女性に対してこんなに物腰柔らかく接しているんだと驚いたくらい。誰もが想像するような、アンダーグラウンドな雰囲気とは一切無縁です。

マットは、技術よりも一生懸命さで指名が返る

──お店で活躍されている女性は、どんなタイプの方が多いのでしょうか?

女性が受け身にならないので、絶対にプレイで責められたくない方にはぴったりです。マット店と聞くと「マットは難しい」「技を覚えるのが大変」と思い込んでしまう女性も多いんですよ。でもそこでお店選びの選択肢から外れて欲しくなくて。なぜかというとマットで大切なことって、技術だけじゃないんですよ。

──何が大切になるのですか?

お客様への第一印象ですね。お客様は、マット技術だけを求めて来るわけじゃない。特に新人時代は下手で当たり前、普段恋人とは出来ない非日常的なプレイを求めて遊びに来られます。密着感を意識しつつ、 恋人同士のようなふるまいで楽しく過ごしてもらえるかが重要です。そんなジャンルだからこそ、本番強要等もないし、ヘルス店の中でもソフトサービスとして働けるんです。

──人気を伸ばすために必要なことは?

お見送り時のハグやキスなど、そうした対応一つで変わっていきます。もちろん最低限マットの技を覚える必要がありますが、最初から全部できなくても本指名を返すチャンスはたくさんあります。技術よりもキャストさんの一生懸命さに惹かれて会いに来るお客様の方が多いんですよ。

──健気な接客こそお客様に響くんですね。

入店後にもキャストさんから、マットの上達についてはたくさん相談を受けます。でも、スキルアップに関しては希望者に講習がありますし、プレイルームに技表の一覧があるのでそれを見ていただければ大丈夫ですね。それに、先ほど言ったように、まずは女性側も楽しめるような接客が大切になります。

──キャストさんの平均給与を教えてください。

8時間出勤で1日平均3~4万円ほど稼がれるケースが多いです。 新人期間は2カ月。その期間は特に優先してお客様をお付けしますので、その間で接客に慣れていただきます。本指名が増えれば翌月の給与がスライド式でアップ。月120万円~150万円以上稼ぐ女性もたくさんいますよ。

──体への負担を減らしながら、そんなに稼げたら嬉しいですね。

しかもうちの店は、オープンの朝9時からすでにお客様でにぎわっています。朝から風俗店が混むイメージのない女性もいるかもしれません。でも、シフトを組んでくれたらどんな女性でも絶対お客様が付きますよ。逆に遅い時間帯なら自宅送迎もつきますし、希望の時間帯で出勤いただけます。

在籍女性全員が稼げるよう、スタッフが徹底フォロー

──キャストさんが稼がるように、スタッフ側が意識していることはありますか?

スタッフとしての距離感を保ちつつ、サポートに力を入れていますね。指名が偏らないようにしていますし、キャストさんもスタッフの言動で気持ちが左右されます。女性のモチベーションは常に意識していますよ。

──女性それぞれ個性が違うから大変では?

写メ日記を読むと、キャストさんの性格や興味がある程度分かってくるんですよ。そこから仕事の悩みを聞くきっかけにもなりますし、キャストさんからも日記を読んでいる前提で話題を振られるので見逃せないです。スタッフが一人ひとりに目を配っていることが伝わると、女性も安心してくれます。

──お客様はどのような方が多いのですか?

年齢層は30~40代の落ち着いた方が中心です。接客って自分が思っている以上に手を抜くと相手に伝わってしまうというのは、キャストさんにお伝えしていますね。例えばキスが苦手な女性側がいたとして、一回だけすればいいやと思うじゃないですか。でも嫌々働くとお客様に伝わってしまい、何もしてくれなかったと思われてしまう。心持ちを変えるだけで、お客様の満足度は全然変わりますね。

──なるほど。女性リードで接客できるのも、マット店ならではの魅力ですよね。

普通のヘルス店よりも、苦手を我慢せずに働けると思いますよ。あとは当たり前のことなのですが、給料明細を明確にしています。

──明確とは、どんな内容なのですか?

家族や彼氏、知り合い等に風俗の仕事をしていることを知られないよう、通常のアルバイトや正社員の仕事のように給与明細を発行しているんです。これはアリバイ対策だけでなく、女性がどれだけ働いたか本数やオプション等を把握するためです。特にデリヘルなどの他店では、コース時間や本数、バックがよく分からないという話も、移籍してきたキャストさんからよく聞くんですよね。

──お給料は何より重要ですもんね。鈴木さんの今後の目標は?

これからも入店した女性が想像通りに稼げるよう、”売れる店”を続けていきたいです。そのためには、キャストさんが気持ちよく働ける職場づくりに注力していきたいですね。

──そのために心がけていることは?

キャストさんとの関わり方です。距離が縮まってお互いが慣れてきても、相手への気遣いは忘れません。グループ内で徹底された社員教育がありますから、どのスタッフも頼れる存在でいられることが強みですよね。スタッフが嫌でお店を辞めたという話はたくさん聞きます。そんなスタッフたちの良さは入店してからでないと伝わりづらいのが残念ですが、女性に対するサポートはどこにも負けませんよ!

編集後記

藤原リョウコ

藤原リョウコ

創業24年、全国に59以上の店舗型ヘルスを展開する大手・YESグループ系列の人気マットヘルス店『あわほたる』。今回取材した鈴木さんは、入社3年目。現在は同店で副主任を務め、在籍キャストたちを日々サポートしています。キャストさんからの信頼も厚く、柔らかすぎる物腰から、オネエ疑惑を持たれるくらい慕われているそうです(笑)。マットは難しそうと思う女性はたくさんいるかもしれません。でも、指入れなし、受け身なしとソフトに働ける環境は何とも魅力的。大切なのは技術ではなく、一生懸命さというお話を聞いて、運動神経が悪い自分にもできそう!と思えましたよ。

  • 取材・文=藤原リョウコ
  • 撮影=伊藤メイ子

横浜 ヘルス・箱ヘルのお店

鈴木さんが所属する
「YESグループヨコハマ あわほたる」であなたも働きませんか?

このまま応募する

編集部おすすめのMyStory

働くエリア

働く業態

入店前の風俗経験

給料(月額)

働き方

働く理由