この記事では、メンエス（メンズエステ）のセクハラ趣味講習の実態について、筆者の体験談を交えてご紹介します。

メンエス店に未経験で入店する場合は、店長やセラピストによる、マッサージの講習が行われます。

本来は接客やマッサージの技術を教わる講習ですが、男性オーナーや店長によるセクハラ講習が行われることもあるのが実情です。

そのようなセクハラ講習を避けるために、女性が研修を行っているお店を選ぶことをおすすめします。

今回は、現役メンズエステセラピストである筆者の経験をもとに、セクハラ講習の実態や、メンエスの講習内容をご紹介します。

メンズエステの講習について気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

メンエスの講習とは？

メンエス（メンズエステ）は一般のマッサージとは異なり、メンズエステ独自の密着しながらのマッサージがあります。

そのため、普通のマッサージだけでなく、メンズエステならではのマッサージの仕方を学ぶ必要があります。

お店によって講習の期間や内容は異なりますが、未経験の女性であれば最低でも3時間は講習が必要です。

研修に力を入れているお店では1カ月以上かかることもあります。

女性セラピストが講習する場合が多いのですが、男性オーナーや店長が研修を行っているお店もあります。

まれにセクハラ講習や趣味講習をしているお店もあるので注意が必要です。

セクハラ講習を避けるために、女性が講習しているのか事前に確認しておきましょう。

ミケ先生

性的サービスのないメンズエステでは、高いマッサージ技術が必須です！

メンエス店での「セクハラ・趣味講習」の体験談

実際に、筆者がメンズエステ店で受けたセクハラ講習の体験をご紹介します。

駅近くで待ち合わせ

お店の公式サイトから求人に応募し、駅近くで男性オーナーと待ち合わせました。

オーナーは40代くらいの普通の男性でした。雑談をしながら駅から徒歩5分ほどのルームに向かいます。

ルームに到着

マンションの一室にある施術ルームに入り、メンズエステの施術の内容やコースの説明を受けます。

メンズエステは普通のマッサージと違い、密着しながらのマッサージや、太ももの付け根の鼠蹊部（そけいぶ）のマッサージがあることを説明されました。

講習開始

さっそくその場で講習が始まりました。女性が講習をしてくれるのかと思いきや、男性オーナーが自ら紙パンツ姿になり、マッサージを受けながら講習をするとのこと。

筆者はTシャツにミニスカートの制服に着替えることになります。

この時点でちょっと怪しいなと思いましたが、そのまま続けました。

最初は普通にマッサージを教えてくれましたが、鼠蹊部の近くをマッサージしている最中、オーナーの息が荒くなってきました。

ここで、これは普通の講習ではなく、セクハラ講習だと確信しました。正直、気持ち悪いなと思いました。

「抜き」を要求される

鼠蹊部マッサージの重要性を説明され、最終的にはオーナーの興奮が頂点に達したのか、抜き（射精させること）を要求してきました。

完全にセクハラ・趣味講習です！

こんなオーナーのもとで働きたくないと思い、抜きは断り、応募も辞退しました。

メンエスの趣味講習を避けるために

当時、初めてメンエス（メンズエステ）の求人に応募し、講習を受けることになった筆者ですが、これからメンズエステに応募しようとしている女性には同じ思いをしてほしくありません。

男性によるセクハラ・趣味講習を避けるためには、応募の時点で講習をするのが女性であることを確認しましょう。

男性オーナーや店長自ら講習を行っているお店すべてがセクハラをしているわけではないのですが、男性が講習をしているお店は避けたほうが無難です。

メンエスの講習内容

一般的なメンズエステの講習では、女性セラピストや講師がマッサージを教えてくれます。

メンエスの講習1. 接客研修

お出迎えからドリンクサービス、シャワーへの誘導など、お客様への対応の仕方を学びます。

お出迎えからお見送りまでの一連の流れがスムーズにできるようになることが目的です。

メンエスの講習2. マッサージ・施術の研修

メンズエステではさまざまな施術があります。ここでは、ひとつずつ内容を紹介していきます。

施術1. もみほぐし

オイルマッサージをする前にお客様の体をほぐしていきます。

うつ伏せや仰向けでのストレッチや全身の指圧などの方法を学びます。

お客様の体をリラックスさせることが目的です。

施術2. オイルマッサージ

メンズエステではオイルマッサージがメインになります。

オイルの塗り方やオイルマッサージの方法、お客様の気持ちいいポイントを学びます。

メンズエステでは一般のリラクゼーション店のようなオイルマッサージもするのですが、それに加えて四つん這いやカエル足（うつ伏せで膝を曲げてカエルのように脚を広げた体勢）などの独特な体勢でマッサージをするのが特徴です。

また、お客様に密着しながらマッサージをする方法も習得する必要があります。

ミケ先生

密着技を頑張るとお客様に喜んでもらえますよ

施術3. 鼠蹊部（そけいぶ）マッサージ

メンズエステでお客様に喜んでもらえるために最も重要なのが鼠蹊部マッサージです！

鼠蹊部とは両脚の付け根のVラインのことです。

鼠蹊部には多くのリンパや血管が密集しているので、鼠蹊部を丁寧にマッサージすることで健康増進効果も期待できます。

男性器に近い部分なので最初は躊躇するかもしれませんが、念入りにマッサージすることでお客様から喜ばれます。

メンズエステは風俗ではないので男性器に直接触れてはいけません。

男性器に触れずに鼠蹊部周辺を上手くマッサージすることが求められます。

施術4. パウダーマッサージ

パウダーマッサージとは、ベビーパウダーを使いフェザータッチをしながらマッサージをする施術です。

オプションとしてメニューにあるお店が多いです。

お客様の体をくすぐるように触れるフェザータッチの技術を学びます。

施術5. ホイップマッサージ

ホイップマッサージは、ボディーソープとローションを混ぜた泡を使いお客様の体を洗うようにマッサージする施術です。

ホイップの作り方やホイップの塗り方、マッサージ方法を学びます。

パウダーマッサージと同様に、オプションメニューやセットメニューとして設定しているお店が多いです。

メンエスの講習3. 部屋の使い方の説明

マンションの一室を利用しているメンズエステでは部屋の使い方を覚える必要があります。

入室方法や鍵の管理、掃除やゴミの処理方法などを教えてもらいます。

ミケ先生

他のセラピストやお客様が気持ちよく部屋を使えるようにしましょう

メンエスの講習4. トラブル回避法の説明

メンズエステでは、性的サービスを要求してきたり紙パンツを着用しなかったりする困ったお客様も存在します。

抜きやお触りなどの性的サービスを上手く断る必要があるので、伝え方を学びます。

それでもしつこいお客様は出禁にすることもできるので、無理せずスタッフに伝えましょう。

メンエスの講習5. 給与システムの説明

お金の取り扱い方法や給与計算方法の説明を受けます。

メンズエステは歩合制でバック率は50％～60％のお店が多いです。バック率は指名率や出勤日数によって変動します。なかには、時給保障があるお店もあります。

メンエスの講習6. 定期的に講習がある場合もある

デビュー前の講習だけでなく、定期的に講習があるお店もあります。

技術研修に力を入れているお店では、外部から女性講師を呼んで講習を実施していることもあります。

まとめ

メンズエステでは男性オーナーや店長によるセクハラ・趣味講習が行われている店もあります。

これからメンズエステに応募しようとしている方は、女性が講習しているお店かを事前に確認しましょう。

ほとんどのメンズエステでは、女性セラピストや専任講師が講習をしてくれます。

メンズエステで働こうか迷っているか迷っている方は注意してくださいね。

メンズエステと同じようなマッサージメインの仕事で、風俗エステという業態もあります。

風俗エステはメンズエステとは異なり風俗になるのですが、ソフトな性的サービスでメンズエステよりも稼ぎやすいのが特徴です。

気になる方は風俗エステも検討してみてください。

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