パパ活が増えるに伴い、増えていく詐欺被害。
被害者の男女比は、6割が女性、4割が男性と言われています。
今回は、女性が被害に遭ったケースに焦点をあて、パパ活詐欺の手口、トラブルの事例などをお伝えしていきます。

どうやって騙す？パパ活詐欺の手口

金銭のやりとりが発生するパパ活ですが、お小遣いを受け取れないどころか、女の子側が損失を被るケースもあるんです。
パパ活詐欺（詐欺パパ）は、どのように女の子を騙すのでしょう。

やり逃げ詐欺

エッチをしたあとで、約束したお金を払わない「やり逃げ」。基本的にお手当は先払いが基本ですが、後払いの場合、女性がシャワーに行っている間を狙い、男性がバックレてしまうことがあります。

食い逃げ詐欺

なんと詐欺の中には「食い逃げ」も。デートの際には、食事や交通費などは男性が支払ってくれることが基本。しかし、なかには、食事中に席を立ち、トイレや会計に行ったフリをして退店してしまうケースも。

この場合、考えられるのは、自分のイメージしていた女性ではなかったということ。マッチングアプリ内では、可愛く見せるための加工をしている女性がいるのも事実。加工もほどほどに。

みやねぇ

男性がトイレに行く際は、荷物を全て持って行かないかをチェック。初対面の場合は、女の子側も、なるべくトイレでの離席を控えるようにしたほうが無難でしょう。

クレジットカード詐欺

これもありえない詐欺のひとつ「クレジットカード詐欺」。女の子に「クレジットカードの上限を上げてあげる」などと言って、カードの番号や暗証番号といった情報を聞き出きだそうとする詐欺パパがいます。

普段なら絶対にカード情報を人に教えるなんてことはしないのですが、ハイブランドのアイテムで身を固めたセレブ感溢れるパパとの高級ディナー。「最高のパパに出会ってしまったかもしれない」とテンションがあがり、まんまと騙されてしまうことがあるんです。

カード情報を教えたら最後！知らない間に利用され、莫大な請求書が送られてくるといったトラブルになりかねません。パパ活に限らずクレジットカードの情報は絶対に人に教えないようにしましょうね。

紹介詐欺

最初からネットワークビジネスや投資、マルチ商法などへの勧誘目当てで近づくパパもいます。お金に余裕がありそうな風貌で、身だしなみも清潔。そういったパパからの儲け話を真に受け、お金をだまし取られてしまう被害も多発中。うさんくさい＆怪しい話をされた時点で「紹介詐欺」だと疑い、きっぱり断る勇気を持ってください。

振込詐欺

お手当を振り込む、と言われたものの、振り込まれずに泣き寝入りをすることに。そんな「振込詐欺」も、頻発するトラブルのひとつです。
顔合わせや、まだ付き合いが短い場合は都度現金払いが基本ですが、月ぎめの契約など、長期にわたる場合は銀行振り込みになることも。

みやねぇ

女の子にとっても、まとまったお金がもらえますし、会わなくてもいいので、確かにラクちん。

しかし、振り込まれずに逃げられるケースもあるので、振り込みの場合は、自身も納得し、最悪、振り込みがなくて、諦められる覚悟が必要でしょう。

パパ活詐欺を回避するには？

パパ活を利用する女性は、学生～20代前半の若い世代が中心。どうしても社会人経験が少ないため、うまく丸め込まれてしまうパターンが多いのです。

しかし、細心の注意を払っていれば、詐欺やトラブルを未然に回避することはできます。

高額なお手当に惑わされない

例えば、「月ぎめのお手当として10万円を固定に。プラスしてデートの1回につき3万円」といった甘い条件。もちろん嘘のない場合もあるでしょうが、破格の提示や美味しすぎる話には十分に注意するようにしましょう。

みやねぇ

常に疑う気持ちは忘れずに！

貴重品や個人情報はしっかり管理する

パパ活は条例的にグレーゾーン。そのため被害に遭ったとしても泣き寝入りをする女の子が多いため、詐欺パパが近寄りやすいのも事実。

被害に遭わないためにも、自分の現金や貴重品、スマホなどは厳重に管理をしましょう。また、デートの際は多額の現金は持ち歩かないように注意してください。

お手当は現金手渡し、前払いにする

信頼性が築けるまでは、お手当は先払いが原則。高額な契約を成立すると、浮かれてしまい、後日振込をOKにしてしまいがちです。しかし、その後、入金をしてくれない、振込詐欺に巻き込まれる女性が多いので十分に気を付けてください。

みやねぇ

初回の顔合わせや、食事だけの場合、先払いは難しいですが、大人ありのパパ活の場合は先払いを徹底してください。

対応に気を付ける

詐欺パパは当然こちらからお断りしたいですが、女の子の態度が悪いと「もう会いたくない」「手当を払うのがバカバカしい」と思われ、逃げられてしまう場合も。

スマホばかり気にする、つまらなそうにする、タメ語・言葉が汚い、遅刻が多い…といった、人としてのマナーや配慮が欠けてしまうのは、大きな詐欺には至らずとも、パパの詐欺を誘発させてしまうかもしれません。

パパ活で詐欺に遭ったら？

パパ活での詐欺被害は泣き寝入りするしかないのではと考えますが、場合によっては警察署に被害届を出すことはできます。

しかし、パパとの身体の関係がある場合は、女の子側も売春行為をした受け取られてしまい、解決できないケースも。

一方、食事だけの関係で、窃盗や盗撮などの被害を受けた場合は、男性側の犯罪行為になるので警察の対応が期待できます。

また、弁護士に相談という方法もあります。

これは被害者の代理人となって相手と直接交渉をしてもらうのですが、証拠を集める手間暇・弁護士への報酬など、労力とお金がかかります。まずは訴訟を起こし、どの程度戻って来る可能性があるのか、法律事務所の無料相談に一度問い合わせてみることをおススメします。

まとめ

最初から騙す気マンマンの詐欺パパが相手だと、詐欺を防ぐのは非常に難しい場合もあります。
しかし、このような詐欺があるということを事前に知っておくことはトラブルを防ぐ対策に繋がります。

中には、「楽して稼いでいる女性が許せない」とパパ活女子を目の敵にしている男性もいるようで、何かトラブルがあった際「パパ活をしていることをバラす」などと言われることもあるかもしれません。

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