風俗業界には様々なジャンルのお店がありますが、SMクラブは高収入を稼ぎやすい業種です。
お給料が風俗業界の中でも高く、リピーターの指名客となるお客様も多いことから、自分のキャラと技術次第で他の業種よりも稼ぐことが可能です。
筆者は、SM歴10年。現在はSMクラブに女王様として在籍しています。この記事では、現役でSMクラブで働いている筆者が、SMクラブで働く魅力や、女王様やM嬢に向いている人、稼げるお店の探し方についてご紹介します。
是非チェックしてください。
SMクラブの仕事内容
SMクラブとは、お客様にSMプレイを楽しんでもらう風俗店です。
働く女の子は、S嬢(女王様)とM嬢のどちらで働くかを選べます。
- S嬢 お客様を責める側のサド役
- M嬢 お客様に責められる側のマゾ役
一口にSMプレイと言っても、多岐にわたります。鞭、蝋燭、緊縛、快楽責め、お尻責め、フェチプレイ、格闘プレイなど様々です。
そのジャンルの中でもさらに細分化され、お客様の数だけプレイの形があると言っても過言ではありません。
SMクラブで働くときに求められること
SMクラブでは、S嬢M嬢問わず、お客様が望むプレイにきちんと応えられることが大切です。
いろいろな性癖を持っている方が来られるので、幅広いプレイができるように技術・経験が必要となります。
また求められたことをただやるのではなく、プレイの順番や組み立て方を考え、お客様の反応を見ながら臨機応変にアプローチを変える対応力も求められます。
最初はプレイを選べるので大丈夫
「そんなに多くのプレイをできない」とそう思われた方も安心してください。プレイは自分のできる範囲で設定することができます。
できないことを無理やりさせられるということはありません。入店が決まり、プロフィールを作る際にきちんと店舗スタッフからヒアリングがあり、NGプレイを決めることができます。
SMクラブで働く魅力
SMの技術と経験が身に付く
SMクラブで働く一番の魅力は、圧倒的な技術と経験を身に付けられるということです。店舗によっては最初に講習をしてくれるところもあり、その後もプレイの相談に快くのってくれます。
新人期間は先輩女王様についてタブルプレイもでき、プレイを見ながら色々と学ぶことができます。
S嬢であればお客様を気持ちよくさせるテクニックを学び、M嬢であればお客様に喜ばれる反応を学ぶことができます。
年をとっても活躍できる
一般的な風俗店は若い方が好まれますが、SMクラブは年を重ねるほどに凄みと貫禄が出て、そういったベテランのキャストを指名されるお客様も多くいます。
特にS嬢の場合、年数が経つにつれ、技術と経験が磨かれより高度なプレイにも対応できるようになります。それによって、他の業種よりも長く働くことができるのです。
S嬢は、脱がない、舐めない、触られないルールを自分で決められる
主にS嬢(女王様)の場合ですが、NGに関して、脱ぐか脱がないか、触られるか触られないか、舐められるか舐められないか、などを自分で決められます。
S嬢の場合、大抵の店舗は一番下のコースだと完全着衣でお触り、ご奉仕(お客様がキャストを舐めること)なしが一般的です。上のコースになるとお給料も高くなりますが、その分お客様との接触も増えます。
女王様は脱いだり舐めたりしなくても成り立ち、純粋なSM技術だけで売っている人が多くいます。性病などの心配をせず働くことができるのも大きな利点と言えるでしょう。
M嬢は、容姿が普通でも指名を取れる
M嬢の場合、見た目が普通っぽいの子のほうが受けが良いです。一見、大人しくて真面目そうな子がおかしくなっている姿を見たいという男性が多いからです。
容姿の水準も他の業種とは基準が違い、多少見た目に自信がなくても指名を取ることができます。
普通の風俗ではハマらかなった人、続かなかった人はSMクラブで働くことを検討してみてはいかがでしょうか。
SMクラブに向いている人
SMに興味がある人、心から楽しめる人はSMクラブに向いています。SであれMであれお客様は敏感なので、SMに対して抵抗感のある女性は嫌います。常に自分から学ぶくらいの積極的な姿勢が大切です。
言われたことだけをやりたい人、仕事に対して自己投資ができない人はSMクラブには向いていません。
S嬢(女王様)に向いている人
S嬢(女王様)は、どうしたらお客様を楽しませられるかを常に意識できる人が向いています。相手を責める側なので、こちらが受け身の姿勢では相手に満足してもらえないからです。
女王様は責める側ですが、好き勝手に振舞えば良いわけでなく、お客様への気遣いが必要になります。
S嬢の場合、予約の段階でお客様からプレイリクエストは頂きますが、毎回詳しく書かれているわけではありません。
SMが初めてのお客様だと何をしたいのか分かっていない方もいらっしゃいます。また、プレイリクエストに書いてあったことをやってみたけれど、イマイチ反応がよくない時もあります。
そういったお客様にあたった際には、自分で考えて工夫して楽しませなければなりません。責め方を変えてみる、他の道具を使ってみる、全く違うプレイを勧めてみるなど方法はいくらでもあります。
M嬢に向いている人
M嬢は、どんなプレイも好奇心を持って挑戦していきたいという気持ちが大切です。
自分が絶対にやりたくないプレイを無理してやる必要はありませんが、NGが多いとお客様は楽しめないからです。
責めに対し、どういう反応するかということも重要です。あからさまな演技はバレますが、反応がないとお客様も楽しくありません。
受け身ではあるけれどサービスだという意識を持って、お客様に接しなければなりません。
道具は自分で用意できると尚良い
基本的に道具や衣装は店舗側が貸し出してくれます。ですが、本来であれば自分でこだわり用意するべきです。
S嬢であれば自分がより魅力的に見える衣装を身に纏い、使い慣れた道具でお客様を責める。
M嬢は身体的な負担が大きいので、店舗側の道具やお客様が用意した道具で傷つけられてしまうことがあります。M嬢自身の身体を守るためにも、自分に使ってもらう道具は自分で選ぶことが必要です。
本当の理由を言ってしまうとお客様も冷めてしまうので「この道具がお気に入りだから、これで責めてほしい」というふうに言えば気分を損ねることはないはずです。
常に探求心があるひとが向いている
SMクラブで働くキャストの中には、店舗の講習以外で外部講習に行く人もいます。
探究心があり、様々なことにアンテナを張り、自己磨きができる方はSMクラブにぴったりです。
実際にSMクラブで働くキャストの口コミ・体験談
これまでに「みっけ」が取材した、SMクラブで働く女性キャストのインタビューをご紹介します。
SMキングダム梅田店勤務 琴音みこさん(23歳)体験談
エステサロンにて受付兼エステティシャンとして勤務の傍ら、SMクラブにM嬢として在籍。
経験は2年。興味本位で面接に行った彼女ですが、今では週1の出勤で本業を超えるお給料をもらっています。
日給は平均6万円、最高額は15万円だそうです。
最初からNGプレイを設定しなかったというみこさん。その理由は「食わず嫌いをせず、何でも挑戦してみたい」という気持ちがあったからとのことです。
未経験でもやる気さえあれば、稼ぐことができます。
パラドックス勤務 こころさん(24歳)体験談
普段はOLとして働き、空いた時間でSMクラブにM嬢として出勤。同店は、ソフトSMからM性感まで7種類のコース設定が評判。「痛い・汚い・怖い」といったSM特有のデメリットもなく、初心者のこころさんでも安心して働けているようです。
元々SMには興味があったというこころさん。それでも「怖いのは嫌」ということでパラドックスを選んだそうです。在籍女性の8割が未経験からのスタート。仕事内容も簡単な割に高収入が手に入るところも魅力のようです。
フィエスタ勤務 まゆみさん(21歳)体験談
ピンサロ、デリヘル、ソープの経験を経て、受け身専門店であるフィエスタに在籍。きっかけはお客様にM性を指摘されたからとのこと。同店は未経験歓迎で「初めての女性でも働きやすい店づくり」を目指しており、創業20年のSMクラブとして安定した集客があります。
まゆみさんが気に入っている点は「お客さんが優しい」ということ。どの業種よりも優しい方が多く、特に責めたい男性ほどその傾向が強いそうです。またプレイの幅も広く、毎日が新鮮で刺激的なところも楽しいようです。
稼げるSMクラブの風俗求人
高収入を稼げるSMクラブの優良店を、厳選してご紹介します。
東京鶯谷のSMクラブ「アレスト」
創業15年、完全会員制で紳士的なお客様が多いSMクラブ『アレスト』。受け身メインのソフト高級SMクラブで、在籍女性の8割が未経験からスタート。高額バックシステムで高収入を稼ぎやすいSMクラブです。
大阪難波のSMクラブ「LUI」
大阪難波エリアで、創業25年の信頼と実績を持つソフトSMクラブ『LUI』。エリアトップクラスの集客力を誇り、1本あたりが高単価のため稼ぎやすい特徴があります。今なら「入店祝い金10万円」を進呈中です。
SMクラブのお店を詳しく調べる方法
いろいろなSMクラブを見つけて、どれがいいのか判断に迷うことも多いと思います。そこで、効率よく自分にあったお店を探すポイントをお伝えします。
先輩キャストのSNSをチェック
SMクラブではTwitterで情報を発信していることがあります。お店のアカウントだけでなく、各キャストがTwitterのアカウントを持ち情報を発信しています。
ここで見るのはお店のツイッターではなく、キャストのTwitterです。お客様とのプレイの様子をツイートしている人も多いので、どんな様子なのかが分かります。そして、お客様の数も何となく把握できます。
お店のホームページ を見るよりも、よりリアルな情報がゲットできます。キャストのツイートが活発なお店はお客様も多いです。反対にあまり更新されていない場合には、それほど仕事がないということです。こういった点からも稼げるお店かどうかを確認できます。
ちなみに、フォロワー数と店舗の人気はあまり関係がありません。顔出しや過激な画像や動画を載せれば自然とフォロワーは増えますし、見る専門の人も一定数います。売り上げ一位のキャストのフォロワーが少ないというのはよくあることです。
いいねした人やリプライを見ることで客層も分かります。若い人が多いのか、年配が多いのか、ソフトかハードかなど。それを踏まえた上で自分が働きやすい環境どうか考えてみてください。
気になるキャストに実際に会ってみる
もしツイッターで気になる人や理想とする働き方をしているキャストを見つけたら、会いに行くこともおすすめです。
人にもよりますが、SMバーで働いていたり、イベントやショーに出ていたりとクラブ以外でも活動しているキャストは結構います。実際に会ってその人の雰囲気を掴み、直接話をすることもできるかもしれません。
キャストにお店を紹介してもらう
必ずしも採用されるわけではありませんが、キャストを通じて店舗に紹介してもらうというのもひとつの方法です。
自分から連絡をして面接を受けるよりも採用率は高まり、ミスマッチも防げます。
気になることは紹介してもらったキャストに聞くこともでき、何の不安もない状態で仕事ができます。
これに関してはSMクラブで働く知り合いがいないと難しいですが、Twitterで繋がれば紹介してもらえる可能性もゼロではありません。
女性オーナーの店
ベテランのS嬢(女王様)のセカンドキャリアとして、独立して自分の店舗を開くケースが主流となっています。
オーナーは現場の苦労を知っているプロなので、要望や相談にも親身になって聞いてくれます。
男性オーナーのお店だと、そのあたりのフォローが行き届かず、NGプレイの強要や無茶な予約の入れ方をされることがあります。
店舗オーナーをしつつ、自身もキャストとして所属している方もいるので、そういった方だとより細かく現場のことを見てくれています。
オーナー自らこちらを気にかけてくれたり、キャストの売り方を提案してくれたりと、女性オーナーの店舗で働くメリットはたくさんあります。
目標となるべき人が近くにいれば、働く側のモチベーションアップにも繋がることでしょう。
厳密にはSMクラブではありませんが、「優しいM性感」という女性が責め専門のお店があります。こちらは、元キャストの女性オーナーが立ち上げた風俗店で、女性キャストに理解があるお店です。
同店オーナーの「すず」さんインタビュー取材も掲載していますので、気になる方は是非チェックしてみてください。