支援をするパパ、そしてパパを探すパパ活女子(PJ)――。今回のテーマは、すっかり認知度の高まった【パパ活】です!
ここ数年、メディアなどでも多く取り上げられ、パパ活という言葉自体、メジャーなものに。女子中学生・高校生までもがSNSやパパ活サイトを通じてパパを探し、また男性もお相手の女の子を探しています。
お金持ちの男性と、デートを楽しむだけでブランド品が買ってもらえて、お小遣いがもらえる……。何ならエッチをすれば、その額は一気にアップ。それだけを聞くと、“美味しい”パパ活ですが、そこに潜むリスクも相当なものです。
この記事では、パパ活の実態や危険性、同じ高収入の風俗バイトとの違い、被害に遭わないために注意すべき点などをしっかりと解説します!
- パパ活について知ろう! パパ活での犯罪・トラブルに注意! 高収入を稼ぐならパパ活より風俗のほうが安心!
目次
そもそも【パパ活】って何?
テレビドラマやニュースでも頻繁に取り上げられるようになったパパ活。
パパ活とは、若い女の子が経済的に余裕のある男性とデートをして、その見返りに金銭やブランド品を受け取ること。
従来のパパ活は食事だけの関係が前提でしたが、今は肉体関係を持つことも一般的になりつつあります。
風俗店を利用せず、お金をもらってエッチをするだけであれば「援助交際」ですが、パパ活の基本は「デート」。食事や買い物、そしてお互いの合意(金銭含む)があればエッチ、という流れになります。
お相手を探すのは主にパパ活用のマッチングサイトや、SNSを通じて行われます。パパ活サイトを使用する際は、年齢認証や、厳重なセキュリティがあるかを確認しましょう。
パパ活は違法?売春じゃないの?
実は男性と「デートをして報酬をもらう」こと自体は、法律的に問題ありません。肉体関係があったとしても、デートの延長とみなされるからです。
ただし「会って即エッチしてお金をもらって解散。それを不特定多数と行っている」場合、女性側の売春行為とみなされ、バレた場合は警察からの指導が入ります。
「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう
売春防止法、第2条より引用
法律的に18歳未満はNGですが、高校生、中学生までもがパパ活を行っているのが実態。
JC(女子中学生)、JK(女子高生)を求めてしまう男性がいるのも問題ですが、体の関係があり、そこに金銭の授受があった場合、男性側は「児童売春」にあたり逮捕されてしまいます。
援助交際は、売春という言葉を変えただけで同じ意味です。
また相手の男性が既婚者の場合は「不貞行為」にあたるため、こちらも訴訟などのトラブルに発展する可能性もあります。要は軽い気持ちで体を売ったりすると、相手の人生を終わらせることになるのです。
パパ活をする女の子の年齢、容姿は?
パパ活はどんな女の子が利用しているのでしょうか。
実際は、7割が10代、20代。残り3割が30代以降と言われています。若い子ばかりのイメージですが、30代になると、若い女性にはないような知性や教養、積極的なエッチのテクニックなどを求められることが多くなります。
続いて容姿に関してですが、男性が好むタイプの数だけニーズがあるため、幅広い女性がパパ活を行っています。連れて歩きたい華やかなモデルタイプなのか、一緒にいて心が休まる、ごくごく普通の女の子なのか。体型も、風俗店同様、ぽっちゃり専門店や貧乳専門店があるように、フェチの男性もたくさんいます。うまくマッチングできれば、容姿を問わずパパ活をすることは可能です。
男性はどんなパパ活女子を求めている?
肉体関係を持たないデートだけの目的の男性もいますが、エッチをしたいという男性が女の子に求めるものは「都合に合わせて会える」、そして「素人感」です。ただエッチがしたいだけなら風俗のほうが安全で割り切った関係が築けます。しかし、あえてパパ活で、大金を使うのは、恋人のように接してくれる、素人感を求めているからなのです。
風俗の世界でも恋人接客は大人気。男性が女の子に会う理由は、性欲の解消だけでなく、癒しも重要な要素。話を親身になって聞いてくれたり、甘えてくるような女の子に会いたいと感じるようです。
パパ活の相場はいくら?
気になるのは女の子が受け取るパパ活の金額ですよね。
風俗店のように、基本的な価格はなく、あくまでもお互いの合意で決まるもの。相場を出すのも難しいのですが、容姿をそれなりに求められる場合は、このような相場となります。
食事のみ
見た目レベル | ~1万円 |
やや劣る | ~1万円 |
人並~やや良い | 5000円~2万円 |
良い~モデルレベル | 1万円~3万円 |
月契約の場合(回数は相談のうえ、決定)*1 | 5万円~10万円 |
*1)デートの中に、旅行が含まれると、月額30万円になるケースも。
セックスをする場合
見た目レベル | 1回あたりの金額 |
やや劣る | 1万円~3万円 |
人並~やや良い | 2万円~5万円 |
良い~モデルレベル | 5万円~10万円 |
月契約の場合(回数は相談のうえ、決定)*2 | 10万円~ |
*2)月契約の場合は1回2時間まで、月4回など細かく条件を設定します。
最近は、パパ活相場の値崩れが顕著になってきました。
コロナ禍において稼げなくなったモデルやタレント、CAといった容姿端麗な女性、風俗嬢、ごく一般的なOLや学生までもが参入し、相場が下がってしまっているようです。
参考:コロナでパパ活に若い女性が大量流入。バイトを解雇された大学生が…(日刊SPA!)
パパ活で発生する代表的なトラブル
お金が絡むパパ活。口約束で関係が取り決められるため、トラブルが多いのも事実。勉強代だと諦められる小さなトラブルもあれば、身の危険がある大きなトラブルも起こりうるのです。
具体的にパパ活では、こんなトラブルが起きています。
1.デートの最中で男性に逃げられた
女性にお金を払う価値がない、と感じたらデートの途中で黙って帰ってしまう男性もいるようです。特に高級ディナーの最中に席を立たれ、戻ってこないと最悪ですよね。いざというときのために、お金は持ち合わせていたほうがいいかもしれません……。
2.お小遣いがもらえない、あげたものを返せと言われる
女の子との契約は、都度払いの時と、回数の取り決めによる定額払いの場合があります。定額の場合、後払いになるケースが多いため、その日に急に連絡が取れなくなるというパターンもあります。
さらに、何かのきっかけで逆鱗に触れてしまった場合「今まで買った物を返せ」「金を返せ」などと言われ、揉めることも。
3.エッチはなしと言っていたのに後から強要された
最初の取り決めでは、食事や買い物のデートだけと約束をしていたものの、後になって「エッチをしないとお小遣いは渡せない」と言われるケース。女の子側がOKをすればいいのでしょうが、こうした男性はこの先も約束を守らなくなる可能性が大きいので早めに縁を切りましょう。
4.行為中のシーンを隠し撮りされ、利用される
セックスのシーンを隠し撮りされ、動画サイトで販売されたり、別れ際に「動画をばらまく」などと脅されるケース。風俗店であれば、何かあったときの対処はお店が行ってくれますが、個人間の契約となると、相手の素性もわからないため、泣き寝入りをすることになるのがほとんどです。
別れ話で豹変する
男女の関係が続けば、恋愛感情に発展するケースもあるでしょう。別れようとなった場合、いざこざが起き、粘着男性にストーカーされたり「周囲にバラす」など脅迫をされてしまうこともあります。
参考記事:被害急増!パパ活ストーカーの暴走録「駅改札で1週間も待ち伏せされて…」
- 「パパ活で首を絞められ、個人情報もバラされた!恐怖の体験を持つ先輩キャスト」のインタビュー記事を読む
パパ活トラブルを回避するには?
上記のようなトラブルを回避するためには、この3つのポイントを守りましょう。
パパ活トラブルの3大原則
- 深入りしない
- 個人情報を教えない
- 嫉妬心を煽らない
1.深入りしない
パパ活でお小遣いをもらうためには、気に入られることが大前提。でも、私生活の話を共有するなど、相手の懐に入り込み過ぎるのは危険です。
深入りし過ぎると、相手は「この子は本当に自分のことを考えてくれている」「自分がいないとダメかもしれない」などと、いらぬ勘違いをさせてしまうきっかけになります。
2.個人情報を教えない
どんな些細な情報であっても、個人情報は教えないようにしてください。最寄りの駅名、学校や仕事場の場所、よく行くお店などもです。プライベートについて聞かれたら「私生活とパパ活は切り離して考えている」「彼氏彼女の関係ではなくあくまでパパ活の関係」だと、伝えてください。少し言いにくいかもしれませんが、後々これが自分を守ることに繋がります。
3.嫉妬心を煽らない
もしも自分に彼氏がいたり、他にパパ活をしていたとしても、それは黙っておいたほうがいいでしょう。最初からパパ活をしていることを打ち明けている場合は別ですが、仲良くなって、相手に愛情が沸いてから判明されると、ストーカーに発展したり、逆恨みされたりという想定外の行動に出られてしまうこともあります。
高額なデート代を支払えるパパは、裕福で社会的地位のある男性が多いです。そのため、関係がこじれたり、怒らせてしまった場合、権力やお金を使って、女性の素性を突きとめたり、不利になる状況に追い込むことは容易です。
仲は良くても、それ以上の深入りせずに、ドライな関係が保てないようであれば、パパ活はやめたほうがいいかもしれません。
「パパ活VS風俗」何が違う?
ここまでパパ活について解説をしてきましたが、女性風俗求人『みっけ』としては、風俗と比較し、やはりパパ活はリスクが大きいと考えています。
風俗とパパ活では、下記の点が異なります。
料金の仕組みが違う
まず、料金の仕組みが異なります。パパ活で性行為を含む場合は、一般的な容姿の方で2~3万円程度をお小遣いとしてもらえます。一方風俗店の場合は、お客様の支払いがすべて自分に入るわけでなく、4割程度はお店に入ります(デリヘルの場合でひとり接客で1万5000円ほどの収入)。
一見すると、風俗のほうが少なく感じるかもしれませんが、風俗の場合は、1日に何本も仕事に入れるため収入的には風俗のほうが多く得られます。
例えばデリヘルでは1日平均3~5万円ほどの収入が一般的です。
性病のリスクが違う
性感染症のリスクに関しても大きく異なります。風俗とパパ活、性行為による粘膜接触があれば、どちらも感染の可能性は否定できません。しかし、風俗で働く女性は、体の変化、違和感にとても敏感。性感染症の定期検査を欠かしません。お店側も、お客様に爪を短く切ってもらう、うがいや歯磨きを徹底してもらうといったことを徹底しています。
風俗で働く女の子は、自分の体を大切にしよう、守ろうという意識がとっても強いのです。
トラブル時の対処方法が違う
パパ活では、盗撮、ストーカー、嫌がらせ行為など、万が一何かしらのトラブルに遭った時、泣き寝入りをせざるを得ない場合も。一方、風俗嬢の場合、スタッフが対処してくれるのは大きいでしょう。
近くに事務所があったり、店舗型であればお店の中にプレイルームがあれば、何かあった場合、スタッフがすぐに駆け付けてくれます。
- 「友達の大半はパパ活。安心感をとって風俗を選んだ先輩キャスト」のインタビュー記事を読む
パパ活まとめ
いかがでしたか?今回はパパ活についてお伝えしました。
認知度が高まり、パパ活に励む女子が増えたことで、パパ活女子にも格差が出てきました。パパ活相場も下がり、半ば投げ売り状態の女の子も増えているという悲しい現実もあるようです。
仕事となると「人間関係が面倒」「自由に働きたい」などの懸念もあるかもしれません。でも、シフト自由の風俗店がほとんどですし、個室待機のお店もたくさんあります。ご自身に合ったお店選びをすれば、働きやすい安全な環境で高収入を得る事ができますよ。
リスクを少しでも減らすなら、パパ活よりもやはり風俗のお仕事。『みっけ』なら、自分にあったお店がきっと見つかります!